特許
J-GLOBAL ID:200903030581268663

ミシンの保持枠駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-077454
公開番号(公開出願番号):特開平7-292555
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 駆動環の回転角を要求に応じた値に確保しつつ、多頭式ミシンにおける各ミシンヘッドの間の無駄なスペースを解消してミシンの小型化を図る。【構成】 各駆動環40が、ミシンのX軸駆動部の往復駆動により紐状体(ワイヤ)58,59を通じてY方向の軸線回りに回転し、かつY軸駆動部の往復駆動によりY方向へ直線動作するように構成されているミシンの保持枠駆動装置であって、前記紐状体58,59は前記の各駆動環40に対して個別に巻き付けられ、しかもこの紐状体58,59が前記X軸駆動部の往復駆動に連動する移動体に対してそれぞれの駆動環40の両側で連結されているとともに、各駆動環40における紐状体58,59の位置が隣合う駆動環40の間でY方向へ交互にずらせて配置されている。これによって隣合う駆動環40におけるそれぞれの回転軸線の間隔を前記移動体と紐状体58,59との連結部(連結具)54,55の最大移動量よりも小さく設定している。
請求項(抜粋):
ミシンの枠駆動データに基づいてX方向への往復駆動が可能なX軸駆動部、同じく枠駆動データに基づいてY方向への往復駆動が可能なY軸駆動部をそれぞれ備えているとともに、複数個のミシンヘッドと対応する位置にシリンダー形状の釜土台が配置され、これらの各釜土台を個別に内包するように配置された各駆動環は、前記X軸駆動部の往復駆動により各駆動環の外周に巻き付けられた紐状体を通じてY方向の軸線回りに回転し、かつ前記Y軸駆動部の往復駆動によりY方向へ直線動作するように構成され、また各駆動環は円筒形状の被縫製物をセットできる保持枠の装着が可能に構成されているミシンの保持枠駆動装置であって、前記紐状体は前記の各駆動環に対して個別に巻き付けられ、しかもこの紐状体が前記X軸駆動部の往復駆動に連動する移動体に対してそれぞれの駆動環の両側で連結されているとともに、各駆動環における紐状体の位置が隣合う駆動環の間でY方向へ交互にずらせて配置され、これによって隣合う駆動環におけるそれぞれの回転軸線の間隔を前記移動体と紐状体との連結部の最大移動量よりも小さく設定したことを特徴としたミシンの保持枠駆動装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ミシンの曲布張枠駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-321230   出願人:ブラザー工業株式会社
  • 特開昭63-120158
  • 特開平1-239151

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