特許
J-GLOBAL ID:200903030585245188

建造物の耐火被覆構造及び工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-306170
公開番号(公開出願番号):特開平10-147993
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】耐火性能を十分に確保して耐火被覆材を配設し、耐火被覆作業を安全、且つ短時間に行うことが可能な建造物の耐火被覆工法を提供する。【解決手段】梁材2の耐火被覆作業より先に、梁材の室外側Soにカーテンウォール12を建て込む。次いで、このカーテンウォール12の窓以外の内側面を覆うように外壁用耐火ボード10を配設するとともに、外壁用耐火ボードに梁材用耐火ボード16を層状に設ける。この際、梁材用耐火ボードは梁材の室外側Soを覆う。そして、梁材の室内側Siの外周にロックウールを所定厚さに吹きつけて耐火被覆層18を設ける。この施工手順を行うと、カーテンウォールを先に建て込むので、落下防止用の安全柵等を不要として安全に作業を行うことができる。また、梁材の室内側のみにロックウールを吹付けるので、カーテンウォールにロックウールがほとんど飛散せず、飛散防止シートを軽減することができる。
請求項(抜粋):
非耐火外壁と、この非耐火外壁の近くに配設した梁或いは柱などの構造部材に対する耐火被覆構造であって、前記構造部材の室外側を向く面を覆う第1耐火板材と、前記非耐火外壁の窓以外の内側面を覆いながら前記第1耐火板材に積層した第2耐火板材と、前記第1耐火板材に覆われていない前記構造部材の室内側の外周を覆う耐火被覆層とを備えたことを特徴とする建造物の耐火被覆構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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