特許

J-GLOBAL ID：200903030591784554

静電搬送によるタンパク質の結晶化前処理装置及び方法

発明者： ルブラッスル・エリック ,  鳥居 徹 ,  山崎 浩樹
出願人/特許権者： 国立大学法人 東京大学 ,  株式会社テクノメデイカ
代理人 (3件)： 浜野 孝雄 ,  森田 哲二 ,  平井 輝一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-176339
公開番号（公開出願番号）：特開2006-347957
出願日： 2005年06月16日
公開日（公表日）： 2006年12月28日
要約：

【課題】 静電搬送により衝突させて合体させたサンプル液滴を良好に保持して保管することができる静電搬送によるタンパク質の結晶化前処理装置及び方法を提供すること。【解決手段】 本発明に係る静電搬送によるタンパク質の結晶化前処理装置は、静電気発生用電極と、該静電気発生用電極の上に配置される電気絶縁疎水性層と、該電気絶縁疎水性層の上に配置される不活性溶液層とを有する静電搬送手段を備え、前記電気絶縁疎水性層に、親水性膜から成る複数の親水化スポットを設け、前記電気絶縁疎水性層上に、タンパク質の結晶化のために必要な試薬の液滴とタンパク質溶液の液滴とを滴下した後、これらの液滴を静電搬送により合体させ、次いで、合体後の液滴を前記親水化スポットまで静電搬送して、親水化スポット上に保持させるように構成したことを特徴とする。【選択図】 図16

請求項（抜粋）：

静電気発生用電極と、 該静電気発生用電極の上に配置される電気絶縁疎水性層と、 該電気絶縁疎水性層の上に配置される不活性溶液層と を有する静電搬送手段を備え、 前記電気絶縁疎水性層に、親水性膜から成る複数の親水化スポットを設け、 前記電気絶縁疎水性層上に、タンパク質の結晶化のために必要な試薬の液滴とタンパク質溶液の液滴とを滴下した後、これらの液滴を静電搬送により合体させ、次いで、合体後の液滴を前記親水化スポットまで静電搬送して、親水化スポット上に保持させるように構成した ことを特徴とする静電搬送によるタンパク質の結晶化前処理装置。

IPC (3件)：

C07K 14/00 ,  C07K 1/02 ,  G01N 1/28

FI (3件)：

C07K14/00 ,  C07K1/02 ,  G01N1/28 J

Fターム (14件)：

2G052AB18 ,  2G052AD26 ,  2G052AD52 ,  2G052CA03 ,  2G052CA07 ,  2G052CA19 ,  2G052GA19 ,  2G052JA04 ,  4B050CC10 ,  4B050FF20 ,  4B050LL03 ,  4H045AA20 ,  4H045EA50 ,  4H045GA40

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 静電搬送によるタンパク質の結晶化方法および装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-014166   出願人：独立行政法人科学技術振興機構