特許
J-GLOBAL ID:200903030596933183

回転構成要素と円筒状シャフトの調節可能な結合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-222575
公開番号(公開出願番号):特開平5-196050
出願日: 1992年08月21日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 回転構成要素をシャフトに対して正確に中心位置決めをする回転構成要素と円筒状シャフトとの調節可能な結合構成を得る。【構成】 回転組立体は、回転体1(回転構成要素2)とこれに連結される動力伝達要素3(歯車4など)とからなる。回転体1は回転シャフト9を同軸的に受入れる穴部8を有する。そして、分離スプリット15が回転体内を長手方向の軸線10を含む平面内に延在すると共に、スロット20が長手方向の軸線を横断して回転体を第一および第二の軸線方向の接合回転体部分30,31に分割する分割平面19を画定している。ここで、第一回転体部分内に延在する穴部はその周縁部が閉じられており、そして2つの締付け翼部32が第二回転体部分内に画定されており、これにより2つの締付けボルト(ねじ穴33に螺合される)が締付け翼部を回転シャフトに締結するよう構成されている。
請求項(抜粋):
回転シャフトに取付けるための回転組立体からなり、(a) 端部を有する回転体と、(b) 前記回転体内において前記端部から延在して回転シャフトを同軸的に受け入れる穴部であって、前記穴部は、シャフトが穴部に受け入れられた際にこのシャフトの回転軸線と合致する長手方向軸線を有するものと、(c) 隙間を画定すると共に前記回転体内において前記端部から延在する分離スプリットであって、前記分離スプリットは、前記長手方向軸線を含む平面内に延在しているものと、(d) 前記回転体内において前記分離スプリットから前記穴部の両側に延在するスロットであって、前記スロットは、前記長手方向軸線を横断して前記回転体を第一および第二の軸線方向接合回転体部分に分割する分割平面を画定し、前記穴部が、前記第一および第二の回転体部分内に連続して延在しており、前記第一回転体部分内に延在する前記穴部がその周縁部を閉じられており、(e) 前記第二の回転体部分内において前記分割スプリット、前記スロットおよび前記第二回転体部分を延在する前記穴部によつて画定される2つの締付け翼部と、および(f) 前記第二の回転体部分を貫通すると共に前記分割スプリットを横断して締付け翼部を前記穴部を貫通する回転シャフトに締結する2つの締付けボルトと、から構成することを特徴とする回転組立体。

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