特許
J-GLOBAL ID:200903030600309180

眼底撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三品 岩男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287779
公開番号(公開出願番号):特開平6-133934
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】蛍光撮影および各種の単色撮影の場合にも、光量の損失なく効率よく撮影する眼底撮像装置を提供することである。【構成】光源14からの光線は、フィルター群16中から撮影法に基づいて選択されたフィルターを介して、眼100に入射され、眼底Fを照明する。この眼底Fからの反射光は、合焦レンズ3に入射される。合焦レンズ3から出射された光線は、レンズ1、有孔鏡2、レンズ3を介しプリズム25に入射され、R,G,B3色に分光されて各々3つの撮像素子26に入射される。3つの撮像素子26の映像信号は、映像信号選択部29で最適に選択された後、映像信号発生器28に入力されて映像信号が生成される。映像信号の選択方法は、フィルター位置検出部17により検知された撮影法に応じて設定される。
請求項(抜粋):
被検眼の眼底を照明するための照明手段と、前記照明手段により照明された眼底を、観察および撮影するための撮像手段と、前記撮像された眼底を表示する表示手段と、を備え、被検眼の眼底のカラー撮影、および、蛍光撮影または各種の単色光撮影による観察および撮影を行なう眼底撮像装置において、前記照明手段は、被検眼を観察するために前記眼底を照明するための第1の光源と、前記眼底を撮影するために前記眼底を照明するための第2の光源と、前記第1または第2の光源からの光を、前記眼底へ入射させる第1の光学手段と、前記眼底に入射された光の反射光を、前記撮像手段へ入射させる第2の光学手段と、カラー撮影、蛍光撮影、または各種の単色光撮影に対して選択的に使用される、予め定められた分光分布を有する複数種類のフィルターと、外部からの操作に応じて、フィルターが無い状態をも含めて、前記第1の光学手段中に、前記複数種類のフィルターの挿脱を行なう挿脱手段と、を備え、前記撮像手段は、前記眼底について、3つの異なる色成分の撮像を行なう、それぞれ異なる色に対応する3系統の撮像素子と、前記3系統の撮像素子で得られた3系統の映像信号を、前記挿脱手段により挿入されたフィルターの種類に応じて、選択した後、3系統の映像信号を再発生させる映像信号選択部と、前記映像信号選択部により出力された3系統の映像信号を入力し、カラー映像信号を生成する映像信号発生器と、前記生成されたカラー映像信号を格納する記憶手段と、を備え、前記表示手段は、前記格納されたカラー映像信号を出力するモニタと、撮影が指示されると、前記格納されたカラー映像信号から、映像信号を切りだして出力する手段と、を備えることを特徴とする眼底撮像装置。

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