特許
J-GLOBAL ID:200903030600656149
時計の歯車スリップ機構
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047765
公開番号(公開出願番号):特開平5-215867
出願日: 1992年02月05日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 時計の歯車スリップ機構において、成形条件のバラツキによるスリップトルクのバラツキを無くすとともに、合成樹脂同士の摩耗によるスリップトルクの変動を防ぎ、安定したスリップトルクを得ることができるようにする。【構成】 中心に嵌合孔10を有するチタン酸カリウム入りポリエーテルイミド樹脂製の2番歯車3と、この2番歯車3の嵌合孔10に圧入嵌合する真鍮にニッケルめっきを施したリング部材2と、このリング部材2が圧入嵌合するチタン酸カリウム入りポリアセタール樹脂製の筒カナ1とを備え、2番歯車3とリング部材2との圧入力よりもリング部材2と筒カナ1との圧入力を大きくし、一定以上の回転負荷が加わったときに、2番歯車3とリング部材2との接触面が互いにスリップする。
請求項(抜粋):
中心に嵌合孔を有する合成樹脂製の歯車と、この歯車の嵌合孔に圧入嵌合する金属製のリング部材と、このリング部材が圧入嵌合する合成樹脂製の軸とを備え、前記歯車と前記リング部材との圧入力よりも前記リング部材と前記軸との圧入力を大きくし、一定以上の回転負荷が加わったときに、前記歯車と前記リング部材との接触面が互いにスリップすることを特徴とする時計の歯車スリップ機構。
IPC (3件):
G04B 13/02
, F16D 7/02
, F16H 35/10
前のページに戻る