特許
J-GLOBAL ID:200903030603165782

差動制限装置付き車両の舵力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 卓夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-238808
公開番号(公開出願番号):特開平5-050940
出願日: 1991年08月26日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】差動制限によって生ずる舵の巻き込みを舵力制御により防止する。【構成】差動制限装置をロックしたときのトルク移動の量と向きを求める(S1)。トルク移動が外輪から内輪に向うとき差動制限トルクをゼロとする(S2)。トルク移動が内輪から外輪に向うときは前軸の荷重移動量比△W/Wf を求める(S4)。変速機ギヤ位置,E/G回転数,スロットル開度から前軸駆動トルクTfを求める(S5)。内外輪トルク配分が内外輪荷重配分にほぼ等しくなるよう差動制限トルクを求める(S6)。上記差動制限トルクとタイヤのマスオフセット,タイヤ径,ステアリングギヤ比から操舵補助力の補正量を求める(S7)。S2,S6で求めた制限トルクに基づき油圧コントローラを駆動する(S3)。S7で求めた操舵補助力の補正量に基づき舵力補正コントローラを駆動する(S8)。
請求項(抜粋):
駆動輪である左右前輪間の差動装置に差動制限トルクを制御し得る差動制限装置を備えると共に操舵トルクに応じて操舵方向への操舵補助力を与える動力操舵装置を備えた車両において、車体前後方向加速度,車体横方向加速度および車速から差動制限装置をロックさせたときの内外輪間のトルク移動の量と向きを求め、該トルク移動が外輪から内輪に向うときは差動制限装置を作動させず、上記内外輪間のトルク移動が内輪から外輪に向うときは上記車体横方向加速度から前軸の内外輪荷重配分を求め、該前軸の内外輪荷重配分と変速機ギヤ位置,エンジン回転数およびスロットル開度から求めた前軸駆動トルクとから内外輪トルク配分が上記内外輪荷重配分とほぼ等しくなるような差動制限トルクを求め、該差動制限トルクに応じて差動制限装置を作動させると共に、上記差動制限トルクとタイヤのマスオフセット,タイヤ径およびステアリングギヤ比等の車体諸元とから操舵補助力の補正量を求め、該補正量にて操舵補助力の補正を行うことを特徴とする差動制限装置付き車両の舵力制御方法。
IPC (11件):
B62D 6/00 ,  B60K 17/34 ,  B60K 23/04 ,  B62D101:00 ,  B62D103:00 ,  B62D109:00 ,  B62D111:00 ,  B62D119:00 ,  B62D125:00 ,  B62D127:00 ,  B62D137:00

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