特許
J-GLOBAL ID:200903030612388670

バトラーマトリクス回路および該回路による給電方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-050228
公開番号(公開出願番号):特開平8-250923
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 マイクロストリップラインの交差が生じないので動作特性が良好で製造コストも低く、さらに複数のアンテナエレメントが同一平面上に配列された場合にも対応できるバトラーマトリクス回路および該回路による給電方法を提供する。【構成】 第1および第2の誘電体表面に形成されたそれぞれ入力端子1、1...から入力される高周波信号をスロット結合型ハイブリッド回路11、11...によって電磁的に結合させ、スロット結合型ハイブリッド回路11、11...が出力する高周波信号の内、同一平面内において出力される2つの高周波信号をそれぞれブランチライン型ハイブリッド回路9、9あるいは10、10によって結合させ、ブランチライン型ハイブリッド回路9、9あるいは10、10が出力する高周波信号の位相を調整した後スロット結合型ハイブリッド回路14、14...に入力し、2つの高周波信号の位相を等価的に入れ替えて出力する。
請求項(抜粋):
グランド板の両側に誘電体を介した両面基板から構成される8ポートバトラーマトリクス回路において、入力側の第1のハイブリッド回路には、前記グランド板に形成されたスロットによって前記両面基板の互いの面を電磁的に結合させるハイブリッド回路を用い、第1のハイブリッド回路の2つの出力端子のそれぞれに接続される第2のハイブリッド回路には、一面構成に形成されるハイブリッド回路を用い、第2のハイブリッド回路の2つの出力端子のそれぞれに接続される第3のハイブリッド回路には、前記グランド板に形成されたスロットによって前記両面基板の互いの面を電磁的に結合させるハイブリッド回路を用い、第3のハイブリッド回路が有する各端子のうち、少なくとも1つには高周波信号の位相関係を等価的に入れ替える位相調整手段が接続されることを特徴とするバトラーマトリクス回路。

前のページに戻る