特許
J-GLOBAL ID:200903030612765393

重荷重用ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209380
公開番号(公開出願番号):特開平6-191240
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 ビード変形を防止し、かつ上記ゲージ寸法PTを充分に大きくすることができて、ビード耐久性を向上させることができる重荷重用ラジアルタイヤを提供する。【構成】 カーカスプライ5のプライ巻き上げエッジ5aの外側にゴム層を4層より構成し、第1層1及び第2層2の合計ゲージ寸法、第2層2のゲージ寸法、第3層3のゲージ寸法、ゴム層全体のゲージ寸法をそれぞれ上記カーカスプライ5の内側部分から垂直に上記プライ巻き上げエッジ5aを通るラインのゲージ寸法W’に対する比率を所定範囲内とし、かつ、所定層のJIS硬度Aを所定範囲内にする。これにより、上記ゲージ寸法PTが充分に大きくなりビード耐久性を向上させることができる一方、第3層3の厚みも充分に大きくなりビード変形防止も行える。従って、プライターンナップ(PTL)のみならずフィラーエッジルース(FEL)の発生を効果的に防止することができる。
請求項(抜粋):
1枚のカーカスプライ(5)の端末部をビードコア(6)の回りに巻き上げてなり、さらにその外側に補強層(7)を上記ビードコアの回りに巻き上げてなり、15度のテーパリムに組み込み可能なチューブレスタイプの重荷重用ラジアルタイヤにおいて、上記カーカスプライのプライ巻き上げエッジ(5a)の外側にゴム層を備え、該ゴム層は、上記プライ巻き上げエッジの外側を覆う第1層(1)と、上記第1層の外側に配置されかつJIS硬度Aが55〜78でかつ上記プライ巻き上げエッジからの厚みが、上記プライの内側部分から垂直に上記プライ巻き上げエッジを通るラインのゲージ寸法(W’)に対して4〜9%でかつ上記第1層との合計厚みが上記ゲージ寸法の13〜20%である第2層(2)と、上記第2層の外側に配置されかつJIS硬度Aが72〜90でかつ上記プライ巻き上げエッジからの厚みが上記ゲージ寸法の13〜24%である第3層(3)と、上記第2層の外側に配置されかつJIS硬度Aが62以下の第4層(4)と、からなり、かつ、上記ゴム層全体の上記プライ巻き上げエッジからの厚みが上記ゲージ寸法の30〜42%であるようにしたことを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤ。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭59-063207
  • 特開平3-042310
  • 特開昭59-089206
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