特許
J-GLOBAL ID:200903030618448500

ボトル用ポリエチレンナフタレート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-236700
公開番号(公開出願番号):特開平9-077859
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 色相良好(無色性)で透明性良好なボトル用成形材料ポリエチレンナフタレート(PEN)の製造法の改良。【解決手段】 エステル交換触媒及び重合触媒として、その適用量を特定したコバルト、マグネシウム、カルシウム、燐の化合物及びゲルマニウム酸化物を使用し、殊にゲルマニウムには非晶性のものを用いる。またプレポリマー、固相重合後のポリマーの固有粘度を規定することで、成形安定性や、アセトアルデヒドの存在量を押え、更に安定剤として特定量のアンモニウム化合物を添加して、ブロー延伸成形で白化の生じないPENを得る。
請求項(抜粋):
ナフタレンジカルボン酸を主たる酸成分とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルであって、触媒としてのコバルト化合物、マグネシウム化合物、カルシウム化合物、リン化合物及びゲルマニウム化合物が下記(1)〜(5)を同時に満たす量を含有し、更にボトルに使われるポリマーの固有粘度[η]が、下記一般式(6)を満足することを特徴とするボトル用ポリエチレンナフタレンジカルボキシレート。【数1】0.05≦Co≦0.40モル (1)2.0≦(Mg+Ca)≦6.0モル (2)1.3≦(Mg/Ca)≦6.0 (3)1.0≦P/(Co+Mg+Ca)≦1.5 (4)1.0≦Ge≦3.0モル (5)(但し上記数式中の各金属元素は酸成分106 g当りの金属モル数を示す。)0.60≦[η]≦0.80 (6)(但し、固有粘度[η]はフェノール/テトラクロロエタン(成分比:3/2)の溶媒を用いて、35°Cで測定した溶液粘度から算出する。)
IPC (3件):
C08G 63/189 NME ,  B29C 49/00 ,  C08L 67/02 LNZ
FI (3件):
C08G 63/189 NME ,  B29C 49/00 ,  C08L 67/02 LNZ

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