特許
J-GLOBAL ID:200903030619773227

非侵襲的脈拍オキシメータ装置における異常状態検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304032
公開番号(公開出願番号):特開平7-194581
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 異常状態の存在の検出と誤警報を抑制できる非侵襲的脈拍オキシメータ装置における異常状態検出方法を提供する。【構成】 非侵襲的脈拍オキシメータ装置の正常状態を脈拍探知セクション1で検出し、所定の非生理的事象が生じた場合に、分光光度信号と識別するために低域通過フィルタ4を通過した分光光度信号の振幅が許容間隔内に納まっている条件を第1の弁別器12で判別し、高域通過フィルタ6を通過した分光光度信号の振幅がしきい値を越えない条件を第2の弁別器14で判別し、高域通過フィルタ6を通過した分光光度信号の振幅が所定の遷移内に納まっている条件を第3の弁別器18で判別し、AND論理回路3で第1ないし第3の弁別器12,14,18の論理出力を組み合わせて、異常状態の検出と抑制される警報信号を出力する。
請求項(抜粋):
分光光度信号を発生するための手段と、分光光度信号から動脈内のヘモグロビン酸素飽和度を導き出すための酸素飽和度計算手段とから構成される、非侵襲的脈拍オキシメータ装置における異常状態を検出するための方法であって、分光光度信号に低域通過フィルタリングを施して、低域通過フィルタリングを施された分光光度信号を生じさせるステップと、分光光度信号に高域通過フィルタリングを施して、高域通過フィルタリングを施された分光光度信号を生じさせるステップと、前記非侵襲的脈拍オキシメータ装置の正常状態を表す分光光度信号と、所定の非生理的事象が生じた場合に前記非侵襲的脈拍オキシメータ装置が発生する分光光度信号とを識別するために、前記低域通過フィルタリングを施された分光光度信号の振幅が許容間隔内に納まるという条件と、前記高域通過フィルタリングを施された分光光度信号の振幅がしきい値を超えないという条件と、前記高域通過フィルタリングを施された分光光度信号の振幅が所定の遷移特性内に納まるという条件の少なくとも1つから構成される、少なくとも1つの判定基準をあらかじめ定義しておくステップと、実際の分光光度信号が、あらかじめ定義された前記少なくとも1つの判定基準を満たすか否かを判定するステップと、実際の分光光度信号が、あらかじめ定義された前記少なくとも1つの判定基準を満たす場合、異常状態の存在を検出するステップと、から構成される非侵襲的脈拍オキシメータ装置における異常状態検出方法。
IPC (2件):
A61B 5/14 310 ,  A61B 5/02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-216543

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