特許
J-GLOBAL ID:200903030633152553
並列演算処理装置およびその方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-106754
公開番号(公開出願番号):特開平11-306037
出願日: 1998年04月16日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 複数のタスクを発生した場合の同期待ちを高速かつ柔軟に解決できる並列演算処理装置を提供する。【解決手段】 プロセッサエレメントPE12がPE13〜15に対してパイプカウンタを特定して複数のタスクを呼び出し、同期待ち命令で必要に応じて同期待ちを行う。アービタ156は、タスク呼び出しが発生すると対応するパイプカウンタのカウント値を増加し、そのタスクが終了すると対応するパイプカウンタのカウント値を減少させる。プロセッサエレメントPE12は、同期待ち命令を実行したときに、同期待ち命令に含まれるカウント値と、アービタ156の対応するパイプカウンタのカウント値とを比較し、一致した場合に同期待ちを解除し、一致しない場合に同期待ちとなる。
請求項(抜粋):
カウント手段を特定するカウント手段特定データをそれぞれ含む単数または複数のタスク呼び出し命令を実行した後に、カウント手段特定データと同期解除条件を満たすカウント値とを含む同期待ち命令で必要に応じて同期待ちを行う第1の演算処理手段と、前記第1の演算処理手段から呼び出されたタスクを実行し、当該呼び出されたタスクが終了したときにタスク終了命令を実行する単数または複数の第2の演算処理手段と、複数のカウント手段とを有し、前記第1の演算処理手段による前記タスク呼び出し命令の実行に応じて、当該タスク呼び出し命令に含まれるカウント手段特定データが示す前記カウント手段のカウント値を増加し、前記第2の演算処理手段の前記タスク終了命令の実行に応じて、その終了したタスクを呼び出したタスク呼び出し命令のカウント手段特定データが示す前記カウント手段のカウント値を減少し、前記第1の演算処理手段は、前記同期待ち命令に含まれるカウント値と、当該同期待ち命令に含まれるカウント手段特定データが示す前記カウント手段のカウント値とを比較し、当該比較の結果に応じて同期待ちを解除するか否かを決定する並列演算処理装置。
IPC (2件):
G06F 9/46 360
, G06F 15/16 430
FI (2件):
G06F 9/46 360 F
, G06F 15/16 430 B
前のページに戻る