特許
J-GLOBAL ID:200903030633357120

カートのブレーキ装置および拘束装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合志 元延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-039470
公開番号(公開出願番号):特開平6-227401
出願日: 1993年02月03日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 第1に、構成が簡単で、加工,位置合わせ,組立,取付,調整も容易であり、しかも操作が容易な、カートのブレーキ装置および拘束装置を提案する。更にブレーキ装置については、これに加え第2に、カート本体やキャスターに対する制約等がないと共に、後付けによる取付も可能なものを、提案する。【構成】 このブレーキ装置は、ブレーキペタル,レリーズペタル3,第1,第2,第3,第4の各シャフト1,4,6,8,上部リンク板5,下部リンク板7,ブレーキ部材9,第1付勢手段,コネクター等を組み合わせてなり、ブレーキペタルを押下すると、走行フロア面Aにブレーキ部材9が接触圧接する。又、拘束装置は、第5シャフト13,拘束金具14,第2付勢手段15,プルロッド16等を組み合わせてなり、拘束金具14が収納場所の取付金具27に接触係止されて拘束され、レリーズペタル3の押下により拘束解除される。
請求項(抜粋):
略L字状をなし中央がカート本体の端付近に水平の第1シャフトにて取り付けられ、一端側が自由端となって押下可能な、ブレーキペタルおよびレリーズペタルと、水平の第2シャフトを介し上端がカート本体下に枢着され、上下に回動可能な上部リンク板と、該第2シャフトと平行に配された第3シャフトを介し上端が該上部リンク板の下端に枢着され、上下に回動可能な下部リンク板と、該第2シャフトおよび第3シャフトと平行に配されると共に該下部リンク板の下端が枢着され、かつガイドされて上位置および下位置間を移動可能な第4シャフトと、該第4シャフトから垂下設され該第4シャフトに従動して、走行フロア面から離反した上位のブレーキ解除位置、および該走行フロア面に接触圧接する下位のブレーキ位置間を移動可能なブレーキ部材と、該第4シャフトおよびブレーキ部材をそれぞれ上位置およびブレーキ解除位置へと付勢する第1付勢手段と、上記ブレーキペタルの他端側と該第3シャフト間に介裝され、上記ブレーキペタルが押下されると該上部リンク板および下部リンク板をほぼ縦に並ばせ、該第4シャフトおよびブレーキ部材をそれぞれ下位置およびブレーキ位置へと、該第1付勢手段の付勢力に抗し移動させるコネクターと、を有してなり、上記レリーズペタルは、押下された上記ブレーキペタルを、介裝部材を介し元に復帰させるようになっていること、を特徴とするカートのブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-023663
  • 特開昭63-023664

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