特許
J-GLOBAL ID:200903030634561325
冷凍機用潤滑油組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065186
公開番号(公開出願番号):特開平5-148491
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 CFC-12を用いる従来の潤滑油組成物を凌ぐ耐摩耗性を発揮し、極圧剤としての作用をしない1,1,1,2-テトラフルオロエタンと併用した際の系全体の耐摩耗性を向上できる、冷凍機用潤滑油組成物を提供する。【構成】 一般式(I)(V)(VI)の何れかで表されるエステルを、基油または基油に対する添加剤として含有する。〔式中、R1,R2はアルキル、アルケニル、アリールまたは特定のポリオキシアルキレンアルキルエーテル、R3はR1または特定の基、R8〜R10はアルキル、アルケニル、R11〜R13はアルキル、アルケニル、アリール等を示す。〕
請求項(抜粋):
1,1,1,2-テトラフルオロエタンを冷媒として用いる冷凍機用潤滑油組成物であって、下記一般式(I) で表される有機ホスホン酸エステル、下記一般式(V) で表わされる有機リン酸エステルおよび下記一般式(VI)で表わされる有機リン酸エステルからなる群より選ばれた少なくとも1種の有機リン化合物、並びに、ポリアルキレングリコール、エステル油、含フッ素油のうち、少なくとも上記有機リン化合物を含有し、かつ、ポリアルキレングリコールと一般式(V) で表わされる有機リン酸エステルとからなる際には、基油中に占める有機リン酸エステルの含有割合が10重量%を超えることを特徴とする冷凍機用潤滑油組成物。【化1】{上記式中R1 、R2 は、同一または異なって、下記(1) 〜(4) の何れかの基を表し、(1) 炭素数1〜18のアルキル基(2) 炭素数3〜18のアルケニル基(3) 炭素数6〜18のアリール基(但し、炭素数1〜12のアルキル基または炭素数2〜12のアルケニル基を置換基として有していてもよい)(4) 下記一般式(II)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル基R4 O-(R5 O)a -R5 - (II)(上記式中R4 は水素原子、炭素数1〜18のアルキル基または炭素数3〜18のアルケニル基を表し、R5 は炭素数2〜4のアルキレン基を表し、aは0または1以上の整数を表す)R3 は下記(5) 〜(12)の何れかの基を表す。(5) 炭素数1〜18のアルキル基(6) 炭素数2〜18のアルケニル基(7) 炭素数6〜18のアリール基(炭素数1〜12のアルキル基または炭素数2〜12のアルケニル基を置換基として有していてもよい。)(8) 下記一般式(IIa) で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル基R4 O-(R5 O)a -R21- (IIa)(上記式中R4 、R5 は前記と同じ基を表し、R21は炭素数1〜4のアルキレン基を表し、aは前記と同じ整数を表す)(9) 下記一般式(III) で表される基【化2】〔上記式中R6 は、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数3〜18のアルケニル基、炭素数6〜18のアリール基(炭素数1〜12のアルキル基または炭素数2〜12のアルケニル基を置換基として有していてもよい)、または前記一般式(II)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル基を表し、bは1〜3の整数を表す〕(10)下記一般式(IV)で表される基【化3】〔上記式中R7 は、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数3〜18のアルケニル基、炭素数6〜18のアリール基(炭素数1〜12のアルキル基または炭素数2〜12のアルケニル基を置換基として有していてもよい)、または前記一般式(II)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル基を表し、cは0または1を表す〕(11)炭素数1〜12のアルキル基または炭素数2〜12のアルケニル基を置換基として有していてもよいベンゾイル基}【化4】〔上記式中R8 、R9 およびR10は、それぞれ同一または異なって、炭素数1〜18のアルキル基、または、炭素数3〜18のアルケニル基を表す〕【化5】〔上記式中R11、R12およびR13は、それぞれ同一または異なって、下記?@〜?Dの何れかの基を表し、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表す。また、d〜iは、各々0または1以上の整数を表し、d〜iが同時に0であることはない。さらに、dとeが共に1以上の整数であるとき、または、fとgが共に1以上の整数であるとき、または、hとiが共に1以上の整数であるとき、オキシエチレン基とオキシプロピレン基とは、ランダムに結合されていても、ブロック状に結合されていてもよい。〕?@ 炭素数1〜18のアルキル基?A 炭素数3〜18のアルケニル基?B 炭素数6〜18のアリール基(但し、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数2〜12のアルケニル基、下記一般式(VII) で表される基、または、下記一般式(VIII)で表される基の何れかを置換基として有していても良い)【化6】(上記式中R14は、炭素数1〜18のアルキル基、または、炭素数3〜18のアルケニル基を表し、jは2〜15の整数を表す)R15O- (VIII)(上記式中R15は、炭素数1〜8のアルキル基、または、炭素数3〜8のアルケニル基を表す)?C 下記一般式(IX)で表される基【化7】〔上記式中R16は、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数2〜18のアルケニル基、または、炭素数6〜18のアリール基(但し、炭素数1〜12のアルキル基、または、炭素数2〜12のアルケニル基の何れかを置換基として有していても良い)を表す〕?D 下記一般式(X) で表される基【化8】〔上記式中R17は、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数2〜18のアルケニル基、または、炭素数6〜18のアリール基(但し、炭素数1〜12のアルキル基、または、炭素数2〜12のアルケニル基の何れかを置換基として有していても良い)を表し、kは2〜15の整数を表す〕
IPC (10件):
C10M137/04
, C10M137/12
, C10M169/04
, C10M105:32
, C10M105:54
, C10M105:18
, C10M137:04
, C10M137:12
, C10N 30:06
, C10N 40:30
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