特許
J-GLOBAL ID:200903030637151799

同期電動機の制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-338880
公開番号(公開出願番号):特開2001-161099
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 IPMの制御に、トルク指令と電圧条件のみによりd,q軸電流を求めるのでは収束演算に問題があること、電圧飽和や磁気飽和の問題がある。【解決手段】 q軸電流演算は、磁束テーブル11により界磁に同期して回転する回転座標系の電流に応じた磁束成分を推定し、出力トルク演算部13はq軸電流と磁束推定結果からその電流状態で発生するトルクを推定し、トルク電流演算部14は推定したトルクをトルク指令に一致させるよう該推定トルクとトルク指令との誤差成分を補正するq軸電流成分を求め、q軸電流成分を現在のq軸電流と加算して新たなトルク電流指令として出力する。インダクタンステーブル12は回転座標系の電流変化時のd軸及びq軸の自已インダクタンスを演算してq軸電流演算用にする。また、出力電圧が電圧制限値以上に増加した場合は減磁電流を発生させる電圧飽和防止制御手段も含む。
請求項(抜粋):
永久磁石を界磁源とする同期電動機をトルク指令に応じてトルク制御し、該トルク指令に対して最大トルク条件などによってd軸電流指令を演算する手段と、該トルク指令とd軸電流指令からq軸電流指令を演算する手段を有する同期電動機の制御方式であって、前記q軸電流指令を演算する手段は、界磁に同期して回転する回転座標系の電流に応じた磁束成分を関数またはテーブル近似等で推定する磁束推定部と、前記電流と磁束推定結果からその電流状態で発生するトルクを推定する推定トルク演算部と、前記推定したトルクをトルク指令に一致させるよう該推定トルクとトルク指令との誤差成分を補正するq軸電流成分を求める電流変化量演算部と、前記q軸電流成分を現在のq軸電流と加算して新たなトルク電流指令として出力する電流加算部とを備えたことを特徴とする同期電動機の制御方式。
FI (2件):
H02P 5/408 C ,  H02P 5/408 H
Fターム (15件):
5H576BB03 ,  5H576BB10 ,  5H576DD05 ,  5H576EE01 ,  5H576GG02 ,  5H576GG04 ,  5H576JJ03 ,  5H576JJ06 ,  5H576JJ23 ,  5H576JJ24 ,  5H576JJ28 ,  5H576LL24 ,  5H576LL34 ,  5H576LL38 ,  5H576LL41
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
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