特許
J-GLOBAL ID:200903030638002134

捺印式トルクレンチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 正二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-075346
公開番号(公開出願番号):特開平7-256565
出願日: 1994年03月22日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】[目的] ナットを締めるとき所定トルクまで締込めばボルト端面へ自動的に工事済みの捺印がされるトルクレンチがある。しかしナットから突出するねじの長さが不均一の場合捺印不能のものが出ることがある。この長さと係わりなく捺印できるようにする。[構成] レンチ頭1aへ係合させたラチェット筒2にアダプタ3を固定する。これへソケット4を軸線方向摺動可能に挿入し、両者間にばね5を介在させる。捺印棒6をラチェット筒底へ昇降自在に貫通させるソケット4をナットNに係合させたときアダプタ3はねじB端に当接するが、そのときアダプタ下端と捺印棒下端との間に一定間隙があるようにしておく。レンチ1bにパイプ7を被挿し、中にトグルリンクを設ける。板ばね8は一端をパイプ上面に、他端を捺印棒上端に係止する。レバ装置14はパイプに付設されトグル作用で板ばねを引下げる。
請求項(抜粋):
ナットの締込時に突出するボルトを対象とし、頭部と柄から成るレンチと、レンチ頭部へ挿入されレンチとラチェット係合するラチェット筒と、ラチェット筒下端に固着されタテ溝を備え下端でボルトと当接可能なアダプタと、アダプタへタテ溝に沿い昇降可能に被挿され先端にナットと係合する凹孔が穿たれアダプタとの間にばねを挿入したソケットと、ラチェット筒底板へ昇降自在に挿入され下端に捺印具を備える捺印棒と、レンチ柄に被挿され内端で柄に係止されるパイプと、パイプ内で一端はレンチ柄に接続し他端はばねを介してパイプ底に支持されるトグルリンクと、一端は捺印棒上端に係止され他端はパイプ上面に固着され捺印棒の上昇を附勢された板ばねと、パイプに装着されパイプ内トグルリンクの作用で板ばねを圧下可能なレバ装置とから構成された捺印式トルクレンチ。

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