特許
J-GLOBAL ID:200903030639027297

画像処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-250857
公開番号(公開出願番号):特開平9-091423
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 画像信号を強調処理するにあたり、高周波ノイズやすでにある程度明瞭なコントラストを有する画像部分についての強調を抑制しつつ、かつ所望の画像部分については必要な強調処理を行う。【解決手段】 第1演算子13から出力された差信号(Sorg -Sus)を、差信号(Sorg -Sus)と強調信号f(Sorg -Sus)とが対応付けされた、差信号が放射線ノイズなどその大きさが極めて小さい範囲における強調信号は略ゼロに近い小さい値に押さえられたものとなり、所望の構造物の空間周波数に対応する信号成分に応じた範囲における強調信号はある程度大きな値を出力し、所望の構造物よりもコントラストが明瞭な画像部分に対応する範囲では強調信号は略ゼロに近い小さい値に押さえられるように設定された変換テーブル12により強調信号f(Sorg -Sus)に変換することにより、高周波ノイズやすでにある程度明瞭なコントラストを有する画像部分についての強調を抑制しつつ、所望の画像部分については必要な強調処理を行う。
請求項(抜粋):
画像を表すオリジナル画像信号Sorg の非鮮鋭マスク信号Susを求め、前記オリジナル画像信号Sorg と前記非鮮鋭マスク信号Susとの差信号を求め、該差信号に依存する関数f(x)を用いて、下記式(1)にしたがった強調処理を施すことによって所望の画像部分を周波数強調する画像処理方法において、 Sproc=Sorg +f(x) (1)(ただし、f(x)は差信号に依存した関数を表す;x=Sorg -Sus)前記所望の画像部分に対応する前記差信号の絶対値が第1の閾値と該第1の閾値より大きい第2の閾値との間の範囲にあるときに、前記差信号の絶対値が第1の閾値より小さい範囲における前記関数f(x)の値の絶対値を、前記所望の画像部分に対応する前記関数f(x)の値より小さく、かつ前記差信号の絶対値が第2の閾値より大きい範囲における前記関数f(x)の値の絶対値を、前記所望の画像部分に対応する前記関数f(x)の値より小さく設定することを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
IPC (2件):
G06T 5/20 ,  H04N 1/40
FI (2件):
G06F 15/68 405 ,  H04N 1/40 101 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-303427
  • 特開昭61-112286

前のページに戻る