特許
J-GLOBAL ID:200903030639551719

デマルチプレクサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089184
公開番号(公開出願番号):特開平9-284246
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【解決しようとする課題】 遅延回路等の遅延時間変動の影響を抑えてクロック信号間の位相を制御し、動作余裕度を十分に確保できるデマルチプレクサを提供する。【解決手段】 クロック信号分周回路部が1/N分周クロックを生成するM個(2M =N)のTフリップフロップから構成され、1:2デマルチプレクサのクロック入力に入力されるk段目のTフリップフロップの出力の論理関係を、K+1段目と逆にすることによりクロック信号間のタイミングを制御する手段を有する。【効果】 クロック信号の位相を制御するために、インバータ等の多段接続による遅延回路が不要であり、しかもデバイスの特性変動による影響を小さくできることから動作余裕度を十分に確保できる利点がある。更に、素子数及び消費電力の減少したLSIを構成することができる。
請求項(抜粋):
多重化された信号を2つに分配する1:2デマルチプレクサ回路を樹鎖状に積み上げた構造で、多重化信号をNチャネルに分離する機能をもつ主回路部と、前記1:2デマルチプレクサへ与える各分周信号を入力クロック信号より作り出す分周回路部とを有する1:Nデマルチプレクサにおいて、クロック信号分周回路部が、1/N分周クロックを生成するM個(2M =N)のTフリップフロップから構成され、主回路部のk(kを1≦k≦Nの整数とする)段目の1:2デマルチプレクサのクロック入力信号を作り出すk段目分周器の出力の論理を反転させて、K+1段目の分周器に入力することを特徴とするデマルチプレクサ。

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