特許
J-GLOBAL ID:200903030643386250

機械式過給機付エンジンの吸気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167024
公開番号(公開出願番号):特開平7-026993
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 全運転領域で吹き抜けの発生を防止しつつ掃気性を十分に高めることができる簡素な構造の機械式過給機付エンジンの吸気装置を提供する。【構成】 機械式過給機付エンジンVEでは、S弁30(吸気通路開閉弁)が閉じられる低吸入空気量領域内において、低回転領域では開口オーバラップ期間が小とされる一方、高回転領域では開口オーバラップ期間が大とされる。また、S弁30が開かれる高吸入空気量領域内において、低回転領域では開口オーバラップ期間が小とされる一方、高回転領域では開口オーバラップ期間が大とされる。これによって、吸気弁1a,1bに対してのみVVT9(バルブタイミング可変手段)を設けるだけの簡素な構造で、エンジン回転数の上昇に応じて開口オーバラップ量を4段で段階的に増加させることができ、全運転領域で吹き抜けの発生を防止しつつ掃気性をほぼ最大限に高めることができる。
請求項(抜粋):
吸気ポートが、全運転領域で燃焼室にエアを供給する第1吸気ポートと、所定の高吸入空気量領域でのみ燃焼室にエアを供給する第2吸気ポートとで構成されている機械式過給機付エンジンの吸気装置において、吸気弁と排気弁のうちのいずれか一方の開閉タイミングを変更することにより、クランク角でみて吸気ポートと排気ポートとの間の開口オーバラップ期間を大・小2段に切り替えることができるバルブタイミング可変手段が設けられ、該バルブタイミング可変手段によって開口オーバラップ期間が小とされている状態における、第1吸気ポートと排気ポートとの間の開口オーバラップ量と、第2吸気ポートと排気ポートとの間の開口オーバラップ量の合計が、バルブタイミング可変手段によって開口オーバラップ期間が大とされている状態における、第1吸気ポートと排気ポートとの間の開口オーバラップ量よりも大きくなるように、第1,第2吸気ポート及び排気ポートの開閉タイミングが設定され、少なくとも高負荷領域において、第2吸気ポートからのエアの供給が停止される運転領域中の低吸入空気量側の領域では開口オーバラップ期間が小となり、高吸入空気量側の領域では開口オーバラップ期間が大となり、かつ第2吸気ポートからもエアが供給される運転領域では開口オーバラップ期間が小となるようバルブタイミング可変手段を制御するオーバラップ量制御手段が設けられていることを特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装置。
IPC (8件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02B 29/08 ,  F02B 31/02 ,  F02D 23/00 ,  F02M 69/00 310 ,  F02M 69/00 ,  F02M 69/00 360

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