特許
J-GLOBAL ID:200903030647227866

浮上型磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 伸泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-238846
公開番号(公開出願番号):特開平10-083643
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 空気ベアリング面Sを有するヘッドスライダー1にヘッド素子を形成してなる浮上型磁気ヘッドにおいて、ローリングの発生を効果的に抑制する。【解決手段】 空気ベアリング面Sには、ディスク外周側に位置すべきアウターサイドレール8と、ディスク内周側に位置すべきインナーサイドレール81とが形成されると共に、両サイドレール8、81を空気流入端側の端部にて互いに連結するクロスレール5が形成されている。両サイドレール8、81は夫々、上流側から下流側へ向けて幅が縮小する上流レール部6、61と、上流側から下流側へ向けて幅が拡大する下流レール部7、71とを有し、アウターサイドレール8の中央凹部9に面した側壁62の傾斜角度θoは、インナーサイドレール81の中央凹部9に面した側壁63の傾斜角度θiよりも大きく形成されている。
請求項(抜粋):
円板状の記録媒体に対向すべき空気ベアリング面Sを有するヘッドスライダー(1)にヘッド素子(2)を形成してなる浮上型磁気ヘッドにおいて、空気ベアリング面Sには、記録媒体の外周側に位置すべきアウターサイドレール(8)と、記録媒体の内周側に位置すべきインナーサイドレール(81)とが、夫々空気の流れ方向に延在させて形成されると共に、両サイドレール(8)(81)を空気流入側の端部にて互いに連結するクロスレール(5)が形成され、両サイドレール(8)(81)は夫々、上流側から下流側へ向けて幅が縮小する上流レール部(6)(61)と、上流側から下流側へ向けて幅が拡大する下流レール部(7)(71)とを有し、アウターサイドレール(8)によって発生する負圧がインナーサイドレール(81)によって発生する負圧よりも大きくなる様、アウターサイドレール(8)とインナーサイドレール(81)とは互いに非線対称に形成されていることを特徴とする浮上型磁気ヘッド。

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