特許

J-GLOBAL ID：200903030653562952

フェノール系樹脂の製造方法

発明者： 平山 正士 ,  中原 和彦 ,  堀田 克己
出願人/特許権者： 新日鐵化学株式会社
代理人 (1件)： 佐野 英一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-142229
公開番号（公開出願番号）：特開平5-310893
出願日： 1992年05月07日
公開日（公表日）： 1993年11月22日
要約：

【要約】【目的】可撓性が付与され、脆さの改良されたレゾ-ル型フェノ-ル系樹脂を得ること。【構成】フェノ-ル類とRCH2 -Ar-CH2 R(但し、Rはハロゲン、水酸基又はアルコキシ基を示し、Arはフェニレン基を示す)で表される置換キシレン類をフリーデルクラフツ触媒又は酸触媒を用いて縮合させてノボラック型オリゴマ-を得、このノボラック型オリゴマ-とホルムアルデヒドをアルカリ金属の水酸化物又はアルカリ土類金属の水酸化物を触媒に用いてpH8以上で縮合させて本発明のレゾ-ル型フェノ-ル系樹脂を得る。【効果】本発明の製造方法によれば、脆さの改良されたレゾ-ル型フェノ-ル系樹脂を得ることができる。これを、発泡体用樹脂等として使用すれば、表面の脆さが改善され、粉化する量を減少させることができる。

請求項（抜粋）：

フェノ-ル類とRCH2 -Ar-CH2 R(但し、Rはハロゲン、水酸基又はアルコキシ基を示し、Arはフェニレン基を示す)で表される置換キシレン類をフリーデルクラフツ触媒又は酸触媒を用いて縮合させてノボラック型オリゴマ-を得、このノボラック型オリゴマ-とホルムアルデヒドをアルカリ金属の水酸化物又はアルカリ土類金属の水酸化物を触媒に用いてpH8以上で縮合させることを特徴とするレゾ-ル型フェノ-ル系樹脂の製造方法。