特許
J-GLOBAL ID:200903030656671159

一軸偏心ねじポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-243677
公開番号(公開出願番号):特開平7-077172
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 食品などの被搬送物が接触する部分の分解(および組立)が容易で、とくに食品搬送用のサニタリー型に好適な一軸偏心ねじポンプを提供する。【構成】 ポンプケーシング3を、ロータ側ユニバーサルジョイント9の近傍のやや中央に寄った位置で二つに分割し、各分割ケーシング10・11の突き合わせ端(分割端)の外周に、外向きのフランジ10a・11aを突設している。また、対向するフランジ10a・11aをパッキン12を介して突き合わせた状態で、分割ケーシング10・11を一体に結合するため、締付リング13を用いている。さらに、ユニバーサルジョイント9の一部を、連結棒4に連結するための挿脱可能な連結ピン9dにて構成し、この連結ピン9dの両端環状溝9eに係合するコイルスプリング9gを設けている。
請求項(抜粋):
ステータとポンプケーシングとがステーボルトを介し相互に接近する方向に締め付けられて一体に連結され、前記ステータの雌ねじ孔内に嵌挿された雄ねじ状ロータが、前記ポンプケーシング内の連結棒とその両側に設けられたユニバーサルジョイントとを介して、モータで回転する駆動軸により偏心軸を中心に回転する一軸偏心ねじポンプにおいて、前記ポンプケーシングを、前記ロータ側のユニバーサルジョイントの近傍で分割するとともに、各分割ケーシング外周の分割側に、環状の外向きのフランジを突設し、前記外向きフランジ間に環状のパッキンを介装して突き合わせたうえ、締付リングにより締め付けて連結し、少なくとも前記ロータ側のユニバーサルジョイントの一部を、前記連結棒に連結するための挿脱可能なピンにて構成し、このピンの両端部に係合するコイルスプリングを設け、前記ステータ側の分割ケーシングの内径を、前記ステータの外周の金属筒の外径よりも大きくしてステータ側へ移動できるようにするとともに、その分割ケーシングのステータ側への移動を阻止するストッパーリングを着脱自在に取り付けたことを特徴とする一軸偏心ねじポンプ。

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