特許
J-GLOBAL ID:200903030659967334

土構造堤体の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-210253
公開番号(公開出願番号):特開2003-020625
出願日: 2001年07月11日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 用地が確保できない場合や、工事用土を調達しにくい場合などに好適で、豪雨や地震に対する安定性・耐久性を向上できる堤体の補強法を提供する。【解決手段】 補強領域Rにあたる現状堤体部Eを掘削する。必要に応じて掘削堤体面に、フィルター層SM、Fを設ける。掘削した堤体土にセメント等の固化材を添加し、水と共に攪拌混合して固化させた多数の固化土塊SSを作る。多数の固化土塊SSを、下部平坦部12上に互いに接しさせて並べる。固化土塊SSの隙間が埋まるように、掘削した堤体土による詰め土PSを固化土塊SS間に埋め込み、多数の固化土塊SSと詰め土PSにより補強土層Dをつくる。斜面部14から最も離れた箇所に固化土塊SSを覆う法面が形成されるように覆土層PSaを築造する。斜面部14にフィルターFを築造してから、上記と同様に新たな補強土層Dを積み重ね、補強盛土部Gが完成される。
請求項(抜粋):
老朽化した小規模な貯水用ダムや河川堤防などの土構造堤体を補強する方法であって、前記土構造堤体の補強すべき部分を掘削し、前記掘削により生じた堤体土にセメント等の固化材を混合し固化させて多数の固化土塊を作り、前記掘削された土構造堤体の掘削面上に、前記多数の固化土塊を平面的に並べると共に、それら固化土塊の相互の隙間に前記掘削により生じた堤体土を埋め込んで補強土層を作り、前記掘削された土構造堤体の掘削面上で、前記補強土層を上方に順次積み重ねていくことで、前記補強すべき部分に補強盛土部を築造するようにした、ことを特徴とする土構造堤体の補強方法。
IPC (3件):
E02B 3/04 ,  E02B 7/02 ,  E02D 17/20 102
FI (3件):
E02B 3/04 ,  E02B 7/02 C ,  E02D 17/20 102 A
Fターム (2件):
2D018AA04 ,  2D044DA01

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