特許
J-GLOBAL ID:200903030668238507

複合繊維及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水田 一孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-130895
公開番号(公開出願番号):特開平9-296325
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 機械的応力による弾性捲縮発現が少なく、熱処理時の潜在捲縮発現力が高く、潜在捲縮発現時の荷重依存性が少ない複合繊維とその製造法。【解決方法】 捲縮度が8〜30%、捲縮数が10〜30ケ/25mmの捲縮を有し、かつ0.5mg/d荷重下、160°Cx60秒の熱処理により発現する立体型捲縮が捲縮度15〜35%、捲縮数が20〜40ケ/25mmである複合繊維と、ネオペンチルグリコ-ルエチレンオキサイド付加物をグリコ-ル成分として1〜30モル%共重合した共重合ポリエステルを高収縮成分とし、エチレンテレフタレ-ト繰り返し単位からなるポリエステルを低収縮成分として溶融押し出しし、サイド・バイ・サイド型又は偏心シ-スコア型に複合紡糸し、延伸処理温度170〜180°Cにて定長熱処理し、押し込み式、捲縮付与装置にて捲縮数が10〜30ケ/25mm、捲縮度8〜30%の捲縮を付与した。
請求項(抜粋):
高収縮成分と低収縮成分とからなり、熱処理時に両成分の収縮差により捲縮を発現するサイド・バイ・サイド型又は偏心シ-ス・コア型ポリエステル系複合繊維において、〔化学式1〕で表わされるネオペンチルグリコ-ルエチレンオキサイド付加物がグリコ-ル成分として5〜30モル%共重合した共重合ポリエステル又は〔化学式1〕で表わされるネオペンチルグリコ-ルエチレンオキサイド付加物を共重合したポリエステルと、ネオペンチルグリコ-ルエチレンオキサイド付加物を含まないポリエステルとを混合し、全ポリエステル中のグリコ-ル成分としてネオペンチルグリコ-ルエチレンオキサイド付加物が5〜30モル%含有させたポリエステルを高収縮成分に用い、高収縮成分重量:低収縮成分重量で表わされる複合比率が30〜70:70〜30であることを特徴とする複合繊維。〔化学式1〕
IPC (4件):
D01F 8/14 ,  D01D 5/22 ,  D01D 5/32 ,  D01F 6/86 304
FI (4件):
D01F 8/14 B ,  D01D 5/22 ,  D01D 5/32 ,  D01F 6/86 304 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-084512
  • 特開平3-161519
  • 特開平4-241114

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