特許
J-GLOBAL ID:200903030672662895

伸びフランジ加工性にすぐれた高強度熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-334722
公開番号(公開出願番号):特開平8-157957
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】600N/mm2級以上の高強度化に伴う伸びフランジ加工性の劣化を防ぎ、高強度であっても、十分な伸びフランジ加工性を有する熱延鋼板の製造方法を提供する。【構成】C、Si、Mn、P、S、Ti、Cu、Niを特定した鋼スラブを加熱した後、(Ar3-50)°C以上の温度にて熱延を終了し、次いで、冷延速度30〜100°C/秒にて400〜750°Cの範囲の温度まで冷却した後、400〜750°Cの範囲の温度で巻取って、一部又は全部がベイニティック・フェライト組織を有し、引張強さ600N/mm2以上の強度と打抜き穴の限界穴拡げ率90%以上とを有する伸びフランジ性にすぐれた熱延鋼板を得る。
請求項(抜粋):
重量%でC 0.02〜0.10%、Si 1.0%以下、Mn 3.0%以下、P 0.1%以下、S 0.01%以下、Ti 0.1〜1.0%、Cu 0.2〜2.0%、及びNi 2.0%以下を含み、Tiの添加量がC<〔(Ti-3.43N-1.5S)/4〕を満足し、Cu及びNiの添加量が0.2<Ni/Cu<1.5を満足し、残部鉄及び不可避的不純物よりなる鋼をスラブとし、これを1100°C以上の温度に加熱した後、(Ar<SB>3</SB>-50)°C以上の温度にて熱延を終了し、次いで、冷延速度30〜100°C/秒にて400〜750°Cの範囲の温度まで冷却した後、400〜750°Cの範囲の温度で巻取ることを特徴とする、一部又は全部がベイニティック・フェライト組織を有し、引張強さ600N/mm<SP>2</SP>以上の強度と打抜き穴の限界穴拡げ率90%以上とを有する伸びフランジ加工性にすぐれた熱延鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/50 ,  C22C 38/58

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