特許
J-GLOBAL ID:200903030673915380

マルチプロセッサシステムの無停止プログラム変更方法およびマルチプロセッサシステムおよびディスク制御装置の無停止プログラム変更方法およびディスク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-099705
公開番号(公開出願番号):特開平7-306844
出願日: 1994年05月13日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 プロセッサ群を全面停止させることなく、プロセッサ群が実行するプログラムを変更する。【構成】 プロセッサ群を2個のクラスタ(クラスタ1,クラスタ2)にグループ分けし、通常はクラスタに関係なく全てのプロセッサでデータ転送制御ジョブを分散処理し、データ転送制御プログラム変更時は、まず、同一クラスタのプロセッサ間でのみジョブを分散処理するモードに移行し、移行できたらクラスタ2での処理を継続しながらクラスタ1での処理を休止してクラスタ1のプロセッサの各ローカルメモリLMのデータ転送制御プログラムを変更し、変更後に処理を再開し、次に、クラスタ1での処理を継続しながらクラスタ2での処理を休止してクラスタ2のプロセッサの各ローカルメモリLMのデータ転送制御プログラムを変更し、変更後に処理を再開し、その後、クラスタに関係なく全てのプロセッサでジョブを分散処理する通常の動作に復帰させる。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサの各ローカルメモリにそれぞれプログラムを格納し、各プロセッサが自ローカルメモリに格納したプログラムをそれぞれ実行してジョブを処理するマルチプロセッサシステムにおいて、上記複数のプロセッサをクラスタ1からクラスタN(Nは、2以上で全プロセッサ数以下の自然数)までのN個のクラスタにグループ分けし、且つ、自プロセッサが属するクラスタと同一クラスタに属するプロセッサ群の間でのみジョブの分散処理を行なうクラスタ限定モードと全てのプロセッサの間でジョブの分散処理を行なうクラスタ非限定モードとを設け、通常動作時は、クラスタ非限定モードでジョブを分散処理し、プログラム変更動作時は、まず、クラスタ非限定モードでのジョブの処理からクラスタ限定モードでのジョブの処理に移行し、移行が完了したら一つのクラスタを選択し、非選択クラスタのプロセッサ群でのジョブの処理および新たなジョブの受け付けを継続しつつ選択クラスタのプロセッサ群での新たなジョブの受け付けを停止し、選択クラスタのプロセッサ群で処理されるジョブが無くなったら選択クラスタのプロセッサ群の各ローカルメモリに格納されているプログラムを新たなプログラムにそれぞれ変更し、選択クラスタの全てのプロセッサのプログラムの変更を完了したら選択クラスタのプロセッサ群での新たなジョブの受け付けおよびジョブの処理を再開し、これを全てのクラスタについて順に繰り返した後、クラスタ限定モードでのジョブの処理をクラスタ非限定モードでのジョブの処理に戻して通常動作に戻ることを特徴とするマルチプロセッサシステムの無停止プログラム変更方法。
IPC (2件):
G06F 15/177 ,  G06F 9/06 540

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