特許
J-GLOBAL ID:200903030683654452

挟込み検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-354128
公開番号(公開出願番号):特開2000-177380
出願日: 1998年12月14日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 信頼性の向上が図れる挟込み検知装置を提供する。【解決手段】 この挟込み検知装置が適用されたパワーウインド装置では、所定の間隔を開けて平行配置された固定導電体21および移動導電体23からなるコンデンサ部C3と、そのコンデンサ部C3を内包する中空の弾性部材25とを備えてなる感圧部11が、車窓1の内周部に配設されており、所定の高周波信号が高周波信号供給部13によってコンデンサ部C3に向けて所定の出力レベルで供給されるとともに、コンデンサ部C3の固定導電体21の電位変化が信号レベル検出部15によって検出される。固定導電体21の電位変化の大きさは、挟込みが発生し、弾性部材25が押しつぶされるように弾性変形し、両導電体21,23間の距離が減少するのに伴って減少するようになっており、この電位変化の大きさの変化に基づいて挟込みが検知される。
請求項(抜粋):
所定の制御部が駆動機構を制御して開閉部材を開閉駆動することにより開閉される開口部が、前記開閉部材によって閉鎖される際の挟込みを検知する挟込み検知装置であって、前記開閉部材の閉塞方向下流側端部およびその閉塞方向下流側端部に対向する前記開口部の内周部のうちの少なくともいずれか一方に、前記閉塞方向下流側端部および前記内周部に沿って設けられた固定側および移動側からなる一対の導電体を有し、その一対の導電体のうちのいずれか一方の導電体がアース接続されたコンデンサ部と、前記一対の導電体が設けられた前記閉塞方向下流側端部および前記内周部のうちの少なくともいずれか一方に設けられ、前記移動側の導電体を、前記固定側の導電体から前記開閉部材によって開放された前記開口部の略内方に向かって所定距離だけ離間させて保持する一方、前記移動側の導電体を前記固定側の導電体に近接させる方向に押圧力が加えられると、弾性変形して前記移動側の導電体の前記固定側の導電体方向への近接移動を許容する弾性部材と、前記一対の導電体の他方の導電体に接続され、所定の高周波信号を前記他方の導電体に供給することにより、前記コンデンサ部のインピーダンスの減少の有無を逐次監視しており、前記移動側の導電体が前記固定側の導電体に向けて近接移動されることにより前記インピーダンスが減少すると、挟込み有りと判定する判定手段と、を備えることを特徴とする挟込み検知装置。
Fターム (9件):
3D127AA02 ,  3D127CB05 ,  3D127DE01 ,  3D127DF35 ,  3D127DF36 ,  3D127EE16 ,  3D127FF11 ,  3D127FF14 ,  3D127FF29

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