特許
J-GLOBAL ID:200903030692703091

アクリロニトリル製造中に廃棄物を低減する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-021714
公開番号(公開出願番号):特開平7-053494
出願日: 1994年02月21日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 アクリロニトリルの製造中に生成する硫酸アンモニウムの量を実質的に低減又は完全に排除する。【構成】 流動床触媒でのプロピレン/プロパン、アンモニア及び酸素含有ガスの直接アンモキシデーションによって、アクリロニトリルの製造中に生成する硫酸アンモニウムを実質的に又は完全に排除する方法であって、メタノールを反応器の中に、アクリルニトリル収率を害することなく該メタノールが実質的に全てではなくても少なくとも一部の過剰アンモニアと反応する位置において、導入することを特徴とする方法。好ましくはメタノールはそのコーキング温度以下で導入する。特に、薄い酸素相中で作用する触媒を用いる場合には、追加の酸素含有ガスはメタノール供給位置から約20〜36cm(約8〜14インチ)の場所で反応に導入する。
請求項(抜粋):
プロピレン及びプロパンからなる群から選ばれる炭化水素、アンモニア及び酸素含有ガスを流動床アンモキシデーション触媒を含有する流動床反応器の下部に導入して、アクリロニトリルを製造するための前記触媒の存在下で反応させる工程を含む、アクリロニトリル製造中にアンモニア漏出を実質的に低減する方法において、アンモニアと反応することのできる少なくとも1種の酸素化剤を該流動床反応器の上部に上向きに、該酸素化剤がアクリロニトリルを製造するための該炭化水素、アンモニア及び酸素含有ガスの反応を実質的に害さずかつ該反応器の中に存在する少なくとも一部の未反応アンモニアと反応する位置に導入して、前記反応器を出てゆく反応器流出液中に存在するアンモニアの量を実質的に低減する工程を含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07C255/08 ,  B01J 23/88 ,  C07C253/26 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 不飽和ニトリルおよび青酸の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-256793   出願人:三菱化成株式会社
  • 特開昭51-016615
  • 特開昭49-095922
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