特許
J-GLOBAL ID:200903030697806875

穴明け工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-185315
公開番号(公開出願番号):特開平7-040117
出願日: 1993年07月27日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【構成】 工具本体20の外周に形成された第1ねじれ溝21の工具回転方向後方に隣接するランド部24に第1マージン26を、またヒール27側に隣接するランド部24にはこの第1マージン26と外径Dが等しい第2マージン28を設ける。さらにランド部24に、第2マージン28に隣接して先端側から後端側に延在する第2ねじれ溝25を設けて、その工具回転方向を向く壁面と先端逃げ面22との交差稜線部に副切刃29を設けるとともに、第2マージン28の外周面28aと第1ねじれ溝21の工具回転方向後方を向く壁面21bとの交差稜線部に、これらの面28a,21bに鈍角に交差して第2マージン28bに沿って延びる面取り部30を形成する。【効果】 切粉の溶着を防止し、また加工中のドリルを確実にガイドし、さらにヒール27における工具強度を確保することができる。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転される工具本体の外周に一対の第1切屑排出溝が設けられ、この第1切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面と先端逃げ面との稜線部に切刃が形成されるとともに、上記第1切屑排出溝の工具回転方向後方に隣接するランド部に第1外周壁部が設けられ、またヒール側に隣接するランド部には上記第1外周壁部と外径が等しい第2外周壁部が設けられた穴明け工具において、上記第1、第2外周壁部をほぼ等分割に配置し、上記ランド部に、上記第2外周壁部に隣接して先端側から後端側に延在する第2切屑排出溝を設け、この第2切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面と上記先端逃げ面との交差稜線部に副切刃を設けるとともに、この第2外周壁部の外周面と上記第1切屑排出溝の工具回転方向後方を向く壁面との交差稜線部に、これらの面に鈍角に交差して上記第2外周壁部に沿って延びる面取り部を形成したことを特徴とする穴明け工具。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-089211

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