特許
J-GLOBAL ID:200903030704017121

非ブロッキング性で耐引掻性の弾性塗料のためのバインダーとしてのポリマー水性分散物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-055148
公開番号(公開出願番号):特開平9-328502
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 高い非ブロッキング性および耐引掻性を有するだけでなく、寸法安定性のない基体の塗装に十分な弾性を有するポリマー塗膜を生じる0〜40°Cの範囲内のMFTを有するポリマー分散物を提供【解決手段】 このポリマー分散物は、硬質モノマー混合物を第一重合段階で少なくとも30重量% の割合で含有しそして第二重合段階で少なくとも65重量%の割合で含有するモノマー混合物を段階的に乳化重合することによって製造される。
請求項(抜粋):
【請求項 1】 段階的乳化重合によって得ることができる、0〜40°Cの最低造膜温度(MFT)を有するポリマー分散物において、第一段階で、この段階の重合体の全量をそれぞれ基準として、50〜68.5重量% の、相応する単独重合体が0°C以下のガラス転移温度(Tg )を有する軟質モノマーA、30〜50重量% の、相応する単独重合体が65°C以上のガラス転移温度(Tg)を有する硬質モノマーB、0.5〜5重量% の、AおよびBと共重合し得るα,β-不飽和カルボン酸および/またはカルボキシアミド類C、1〜7.5重量% のケト基含有のエチレン性不飽和モノマーDおよび0〜10重量% の、窒素原子不含の他のエチレン性不飽和モノマーEを含むモノマー組成物Iを重合し、第二段階で、この段階の重合体の全量をそれぞれ基準として、5〜45重量% の、相応する単独重合体が0°C以下のガラス転移温度(Tg )を有する軟質モノマーA、65〜95重量% の、相応する単独重合体が65°C以上のガラス転移温度(Tg)を有する硬質モノマーB、0〜4重量% の、AおよびBと共重合し得るα,β-不飽和カルボン酸および/またはカルボキシアミド類C、0〜5重量% のケト基含有のエチレン性不飽和モノマーDおよび0〜10重量% の、窒素原子不含の他のエチレン性不飽和モノマーEを含むモノマー組成物IIを重合し、その際のモノマー組成物Iとモノマー組成物IIとの重量比が50:50〜75:25であることを特徴とする、上記ポリマー分散物。
IPC (4件):
C08F 2/22 ,  C08F216/00 ,  C09D 15/00 ,  C09D201/00
FI (4件):
C08F 2/22 ,  C08F216/00 ,  C09D 15/00 ,  C09D201/00

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