特許
J-GLOBAL ID:200903030710315142

パップ用メリヤス基布、その製造方法、及びパップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正国
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-345320
公開番号(公開出願番号):特開平7-179335
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 熱可塑性合成樹脂長繊維を利用したメリヤス編みを基礎としながら、全体としての繊維使用量が少なく、軽量で経緯の伸び率が略等しく伸縮性に富み、特に収縮回復力に優れた、しかもパップ剤支持力に優れ、これをパップとして使用したときは、皮膚からみだりに剥離しないようにする。【構成】 捲縮加工した熱可塑性合成樹脂製のマルチフィラメント糸10を平編み布またはこれに挿入糸11を入れた編み布とする。これを経方向に30%乃至%50%伸長して、熱仮セットする。次にこれを熱を伴う揉み加工を施して、マルチフィラメント糸を構成する各繊維に捲縮状態を充分に発現させ、経緯共に、ほぼ等しい伸縮率と、収縮回復力の優れた不織布様にしてパップ用基布する。その結果前記の目的を達成する。
請求項(抜粋):
捲縮加工が施されている熱可塑性合成樹脂製のマルチフィラメント糸によって編成された平編み布、1×1のニットミス編み布、これらの内の一種の編み方にコース毎に前記マルチフィラメント糸と同様の挿入糸を編み込んだクロスインレイ編み布またはレイイン編み布の群よりなる編み布のうち任意の一種の編み布であり、この編み布は100cm×100cmの重量は40g乃至160gであり、負荷のない状態において、2.45cm間にウエル数は20乃至55であり、また2.45cm間にコース数20乃至55であり、経緯の伸び率が200%乃至290%の相互に略等しく、その収縮回復速度が80%/分乃至95%/分であり、外観が不織布様を呈していることを特徴とするパップ用メリヤス基布。
IPC (2件):
A61K 9/70 306 ,  D04B 1/00

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