特許
J-GLOBAL ID:200903030722288604

ごみ層厚指標の推定方法及びこれを利用したごみ焼却炉の燃焼制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-209931
公開番号(公開出願番号):特開平10-054531
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 炉内のごみの量及び堆積状況を把握して制御することにより、安定した燃焼を確保し得るごみ焼却炉の燃焼制御方式を提供すること。【解決手段】 ごみの無い状態にて測定されたダクト18におけるゾーン16-1〜16-4の下側の圧力と燃焼室14内の圧力との差圧に基づいてストーカ16の圧損係数が算出され、この圧損係数を用いて、燃焼状態にある時の前記各ゾーン下側の圧力と前記燃焼室内の圧力との差圧と各ゾーンに供給される燃焼空気量とから前記ゾーン毎のごみ層厚指標を算出する。コントローラは、前記ゾーン毎のごみ層厚指標とあらかじめ知られているごみ層厚指標の目標値とにより、フィーダ13、前記ストーカの速度及び前記燃焼空気量を制御して前記ストーカの各ゾーン上のごみ層厚を目標値になるように制御する。
請求項(抜粋):
燃焼室底部に設けられ、燃焼すべきごみを載置して前記燃焼室内をごみの入り口側から出口方向に移動させる複数のゾーンからなるストーカと、前記複数のゾーン毎に前記ストーカの下側から燃焼空気を供給するためのダクトとを備えたごみ焼却炉において、前記ダクト内の前記ゾーン下側の圧力と前記燃焼室内の圧力との差圧を測定する手段と、前記各ゾーンに供給される燃焼空気量を測定する手段と、あらかじめ定められた演算を行う演算手段とを有し、前記演算手段は、ごみの無い状態にて測定された前記ダクト内の前記ゾーン下側の圧力と前記燃焼室内の圧力との差圧に基づいて算出された前記ストーカの圧損係数を用いて、燃焼状態にある時の前記ダクト内の前記ゾーン下側の圧力と前記燃焼室内の圧力との差圧と前記燃焼空気量とから前記ゾーン毎のごみ層厚指標を算出することを特徴とするごみ層厚指標の推定方法。
IPC (2件):
F23G 5/50 ZAB ,  F23G 5/50
FI (4件):
F23G 5/50 ZAB C ,  F23G 5/50 ZAB G ,  F23G 5/50 ZAB H ,  F23G 5/50 ZAB P
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-180212
  • 特開平4-208307
  • 特開昭51-020481

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