特許
J-GLOBAL ID:200903030723457965

復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-252226
公開番号(公開出願番号):特開平7-087149
出願日: 1993年09月14日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明は衛星通信においてπ/4シフトQPSK変調波の搬送波周波数を捕捉する復調装置に関し、広い帯域に亘って搬送波周波数を捕捉し、短時間で同期検波が可能な復調装置を実現することを目的とする。【構成】 遅延検波手段A、平均回路4、プリアンブル検出手段B及びアークタンジェント計算回路7により入力π/4シフトQPSK変調波のプリアンブルの位相ベクトルの位相角を算出する。この位相角に基づき周波数誤差推定回路9は搬送波周波数誤差を演算推定し、この推定した搬送波周波数誤差に応じて周波数変換器11において入力π/4シフトQPSK変調波と周波数変換される電圧制御発振器10の出力発振周波数を可変制御する。これにより、周波数変換器11の出力π/4シフトQPSK変調波は搬送波周波数誤差が補償される。
請求項(抜粋):
受信されたπ/4シフトQPSK変調波を入力信号として受け、2シンボル間隔間の信号の遅延検波を行う遅延検波手段と、該遅延検波手段より取り出された信号の直交する2チャネルの信号成分のそれぞれについて平均化する平均回路と、該平均回路の出力信号に基づき、直交する2チャネルの信号成分の信号平面上において受信シンボルの位相が直前のシンボルに対してπ/4遷移した後次のシンボルは-3π/4遷移することが交互に繰り返される特定パターンのプリアンブルを検出するプリアンブル検出手段と、該プリアンブル検出手段によりプリアンブルが検出された時に、前記平均回路の出力信号の位相ベクトルの位相角を算出する位相角算出手段と、該位相角算出手段の出力位相角から搬送波周波数誤差を演算する周波数誤差演算手段と、該周波数誤差演算手段の出力信号により出力発振周波数が可変制御される可変周波数発振手段と、該可変周波数発振手段の出力発振周波数と前記入力π/4シフトQPSK変調波との周波数変換を行う周波数変換器と、該周波数変換器の出力π/4シフトQPSK変調波から搬送波及びクロックを再生し、同期検波により復調データを得る再生回路とを有することを特徴とする復調装置。
IPC (3件):
H04L 27/227 ,  H04B 7/155 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H04L 27/22 J ,  H04L 27/22 D

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