特許
J-GLOBAL ID:200903030727517326

スイングアーム用転がり軸受ユニットとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-053643
公開番号(公開出願番号):特開2002-257134
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 量産した場合でも、トルクのばらつきを生じにくく、しかも低コストで提供できる転がり軸受ユニットを実現する。【解決手段】 1対の玉軸受7、7を構成する各内輪9、9に、互いに近付き合う方向のアキシアル荷重を加えつつ、内筒5と外筒6との間の動トルクをロードセル22により測定する。そして、この動トルクを測定しつつ、微動送り装置19の変位部を変位させ、上記アキシアル荷重を漸増する。そして、上記動トルクが所望の値になった状態で、上記各内輪9、9を上記内筒5に固定する。この結果、上記各玉軸受7、7に常に適正な予圧を付与する事ができ、上記課題を解決できる。
請求項(抜粋):
使用時にも回転しない部分に固定する内側部材と、この内側部材の周囲に配置され、外周面にスイングアームの基端部を外嵌支持自在な外側部材と、この外側部材と上記内側部材とを相対回転自在に組み合わせるべく、それぞれの外輪を上記外側部材の内周面で軸方向に離隔した2個所位置に、それぞれの内輪を上記内側部材の外周面で軸方向に離隔した2個所位置に、それぞれ固定した1対の玉軸受とを備えたスイングアーム用転がり軸受ユニットに於いて、これら両玉軸受を構成する、それぞれ1対ずつの内輪と外輪とのうちの何れかの軌道輪に、互いに近付け合う方向のアキシアル荷重を加えつつ、上記内側部材と外側部材との間の動トルクを測定し、この動トルクの測定値に基づいて上記アキシアル荷重を調整しつつ、この動トルクが所望の値になった状態で、上記何れかの軌道輪を当該内側部材若しくは外側部材に固定する事により、上記各玉軸受に適正な予圧を付与した事を特徴とするスイングアーム用転がり軸受ユニット。
IPC (3件):
F16C 25/08 ,  F16C 35/06 ,  F16C 43/04
FI (3件):
F16C 25/08 Z ,  F16C 35/06 Z ,  F16C 43/04
Fターム (7件):
3J012AB11 ,  3J012BB03 ,  3J012FB10 ,  3J012GB10 ,  3J012HB02 ,  3J017AA01 ,  3J017DA01

前のページに戻る