特許
J-GLOBAL ID:200903030737544178
コンピュータ断層撮影データを使って隠蔽物体を検出する装置及び方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡部 正夫 (外10名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-594074
公開番号(公開出願番号):特表2002-535625
出願日: 1999年12月23日
公開日(公表日): 2002年10月22日
要約:
【要約】コンピュータ断層撮影(CT)データを使って隠蔽されている物体を検出するための方法及び装置を開示する。ここでは、シート爆薬等シート状の物体がCT走査システムによって検出可能となる。本発明は、シート物体近くの部分領域におけるCTボクセルを分析し、そのシート物体が電子装置内に隠されているか、あるいは本や雑誌等の品物の内側でサンドイッチ状態になっているかを判定する。電子的隠蔽を検出するために、所定閾値を上回る密度を有する物体を含む部分領域におけるボクセル数がカウントされ(404)、ボクセル数の物体ボクセル数との比が演算される(406)。この比が閾値を越えているなら(408)、その物体はエレクトロニクス内に隠されているとの決断が下される(410)。それに応じ、CT走査システムは、差別化パラメータに変更を加えてその物体を脅威物として分類させる(412)。「サンドイッチ状態の」隠蔽に対しては、シート物体の互いに反対側にある側面上の層が検査される。そして、該当ボクセルの密度値の平均及び標準偏差が演算される(414)。少なくとも上記層に対して、平均密度が所定閾値を越え、かつ標準偏差が別の閾値を下回る場合(416)、そのシート物体が雑誌や本等の無害な物体内でサンドイッチ状態になっているとの結論が下される(418)。
請求項(抜粋):
ある領域に対するコンピュータ断層撮影(CT)データを処理する方法において、 該当領域に対するCTデータ中に存在し、各々がある密度値に関連している複数のボリューム要素を識別するステップと、 その物体近くに少なくとも一つの部分領域を識別するステップと、 その部分領域の少なくとも一つの性質を算出するステップと、 その部分領域の性質に基づき該物体を分類するステップとからなることを特徴とする方法。
IPC (4件):
G01N 23/04
, G06T 1/00 315
, G06T 7/00
, G06T 7/00 150
FI (4件):
G01N 23/04
, G06T 1/00 315
, G06T 7/00 C
, G06T 7/00 150
Fターム (25件):
2G001AA01
, 2G001BA11
, 2G001CA01
, 2G001DA09
, 2G001GA01
, 2G001GA08
, 2G001HA09
, 2G001HA13
, 2G001HA14
, 2G001JA09
, 2G001KA01
, 2G001KA06
, 2G001LA10
, 2G001MA10
, 2G001NA30
, 2G001PA11
, 2G001QA10
, 5B057AA19
, 5B057BA03
, 5B057CA13
, 5B057CA16
, 5B057DA06
, 5L096BA03
, 5L096FA67
, 5L096JA11
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