特許
J-GLOBAL ID:200903030739545686

光ディスク装置及びフォーカスサーボの引き込み方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-369261
公開番号(公開出願番号):特開平11-203691
出願日: 1997年12月29日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 反射率の異なる光ディスクの判別を迅速且つ確実に行う光ディスク装置等を提供する。【解決手段】 光ディスク装置1では、反射率の高いCDと、反射率の低いCD-RWの記録再生を行う。光ディスク装置1は、フォーカスサーボの引き込み時に、対物レンズ23を光ディスクに充分近づけた位置からこの光ディスクから遠ざけていく。このとき、合焦点近傍でRF信号のレベルを測定し、このRF信号レベルから光ディスクの反射率を検出してディスクの判別を行う。光ディスク装置1は、判別結果に基づきRFアンプ等の増幅率を切り換える。そして、対物レンズ23が光ディスクから充分遠ざかった後に、対物レンズ23を再び光ディスクに近づけていき、合焦点近傍でサーボをオンする。
請求項(抜粋):
反射率の異なる第1の光ディスクと第2の光ディスクに対応した記録及び/又は再生を行う光ディスク装置において、レーザ光を集光させる対物レンズを有し、この対物レンズを介してレーザ光を出射してその反射光を検出し、この反射光に応じた検出信号を出力する光学ピックアップと、上記光学ピックアップの検出信号に基づき、光ディスクの再生信号と、上記光学ピックアップから出射したレーザ光の合焦位置と光ディスクの記録面との位置の誤差を示すフォーカスエラー信号とを生成し、反射率の低い第1の光ディスクと反射率の高い第2の光ディスクに応じて増幅率が設定され、生成した再生信号及びフォーカスエラー信号を設定された増幅率で増幅して出力する生成増幅手段と、上記フォーカスエラー信号に基づき上記光学ピックアップが有する対物レンズをレーザ光の光軸方向に移動させて、レーザ光の合焦位置を光ディスクの記録面の位置に合致させるフォーカスサーボ制御及びこのフォーカスサーボ制御の引き込み制御をするフォーカスサーボ手段とを備え、上記フォーカスサーボ手段は、上記対物レンズを光ディスクに充分近づけてからこの対物レンズを光ディスクから遠ざけるように移動させ、上記再生信号が所定レベル以上であってフォーカスエラー信号が零となる対物レンズの位置の近傍でこの再生信号のレベルを検出し、検出した再生信号のレベルが所定の閾値よりも低い場合には上記生成増幅手段の増幅率を上記第1の光ディスクに対応する増幅率に設定し、検出した再生信号のレベルが所定の閾値よりも高い場合には上記生成増幅手段の増幅率を上記第2の光ディスクに対応する増幅率に設定し、上記対物レンズを光ディスクから充分遠ざけてからこの対物レンズを光ディスクに近づけるように移動させ、再生信号が所定レベル以上であってフォーカスエラー信号が零となる位置の近傍で上記フォーカスサーボ制御を開始する上記フォーカスサーボ制御の引き込み制御をすることを特徴とする光ディスク装置。
IPC (2件):
G11B 7/09 ,  G11B 7/085
FI (2件):
G11B 7/09 B ,  G11B 7/085 B

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