特許
J-GLOBAL ID:200903030740683154

オブジェクト指向ディスプレイ・システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-512578
公開番号(公開出願番号):特表平9-504884
出願日: 1994年01月06日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】オブジェクト指向ウィンドウ・マネージャは別々のアプリケーション・プログラムによって生成されたウィンドウ表示間を調整する機能を提供し、表示されたウィンドウが変更されるたびに各アプリケーション・ウィンドウの可視エリアを計算し、ストアすることによってこの調整を行っている。各アプリケーション・プログラムはスクリーン・バッファ・メモリと直接にやりとりすることにより、その表示エリアに対応するスクリーン部分を、ウィンドウ・マネージャによって計算された可視エリアを使用して再ドローイング(再描画)する。また、各アプリケーション・プログラムは、アプリケーション・プログラムからは見えない柔軟性のある表示機能を備えたウィンドウ・オブジェクトを作成することによってオブジェクト指向ウィンドウ・マネージャとやりとりする。可視エリアの計算時間を削減するためにいくつかの手法が用いられている。第一に、上述したように、可視エリアのコピーは各ウィンドウ・オブジェクトにストアまたは「キャッシュ」される。このコピーは、もしアプリケーション・プログラムがウィンドウ・エリアを再ドローイングする必要が起こった場合、およびその可視エリアが変更されていなかったときに使用することができる。さらに、ウィンドウ・マネージャは、単一のウィンドウだけが変更されたことを想定するルーチンを使用して各アプリケーション・ウィンドウの新しい可視エリアを計算し、ウィンドウの新可視エリアを旧可視エリアと比較して変更エリアを得ている。この変更エリアは、変更されたウィンドウの背後にあるすべてのウィンドウの可視エリアを再計算するときに使用される。
請求項(抜粋):
デスクトップ・バックグランド上に表示される複数のウィンドウ・エリアを持つ表示を生成するようにディスプレイ・デバイスを制御するコンピュータ・システムであって、該複数のウィンドウ・エリアの各々は、複数のアプリケーション・プログラムの1つによって生成されたスクリーン情報を表示するコンピュータ・システムにおいて、 複数のストレージ・エリアを持つスクリーン・バッファ・ストレージ装置であって、該複数のストレージ・エリアの各々はサイズを持ち、前記複数のウィンドウ・エリアの1つのためのスクリーン情報をストアするスクリーン・バッファ・ストレージ装置と、 前記スクリーン情報を前記スクリーン・バッファ・ストレージ装置にストアするように前記複数のアプリケーション・プログラムによって制御されるプロセッサと、 該プロセッサと共同作用して前記ディスプレイ・デバイスを制御するオペレーティング・システムと、 共有データ・エリアを持ち、あるストレージ・エリアのストレージ・エリア・サイズの変更に応じて少なくとも1つの他のストレージ・エリアのストレージ・エリア・サイズを変更するウィンドウ・マネージャ・オブジェクトと を具えていることを特徴とするコンピュータ・システム。
IPC (2件):
G09G 5/14 ,  G06F 3/14 350
FI (2件):
G09G 5/14 C ,  G06F 3/14 350 A

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