特許
J-GLOBAL ID:200903030772814064

揮散性薬剤徐放器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072790
公開番号(公開出願番号):特開平9-253185
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 揮散性薬剤徐放器において、温度変化に伴う揮散体への過剰な薬剤の吐出を確実に防止する。【解決手段】 液体芳香剤Aを内部に収容しかつ口元部2aを下方に向ける略密閉された倒立型の容器2と、口元部2aの下方位置に配設された揮散紙3と、液体芳香剤Aを揮散紙3に供給する供給体10とを備えた芳香剤剤徐放器1において、容器2内には、液面上側の上部空間9に上端を開口させ、かつ、温度変化に応じて上端の開口4aから上部空間9内の気体を口元部2aに導いて容器2外部に逃がすパイプ4が設けられ、供給体10は、パイプ4を嵌合して支持するための貫通した支持孔11と、容器2内に収容された液体芳香剤Aを揮散紙3に供給する貫通した液供給小孔12とを有する。
請求項(抜粋):
液体の薬剤を内部に収容し、かつ、口元部を下方に向ける略密閉された倒立型の容器と、前記口元部の下方位置に配設された揮散体と、前記容器内の薬剤を前記揮散体に供給する供給体とを備えた揮散性薬剤徐放器において、前記容器内には、液面上側の上部空間に上端を開口させ、かつ、温度変化に応じて該上端の開口から上部空間内の気体を前記口元部に導いて容器外部に逃がすパイプが設けられ、前記供給体には、前記パイプを嵌合するための貫通孔が形成されていることを特徴とする揮散性薬剤除放器。

前のページに戻る