特許
J-GLOBAL ID:200903030774172116

粒子加速器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227312
公開番号(公開出願番号):特開平6-076997
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 荷電粒子ビ-ムのシンクロトロン振動及びベータトロン振動の両方を短時間に且つ小型装置で冷却する。【構成】 粒子加速器において、シンクロトロン振動またはベ-タトロン振動のどちらかを一方を非保存力で減衰する手段(9,10,11,12)を設けた粒子加速器で、平衡軌道に対して横方向のベ-タトロン振動の加速器一周あたりの振動数であるベ-タトロンチュ-ンをシンクロ・ベ-タトロン和共鳴あるいはその近傍に設定する。これにより、ベ-タトロン振動とシンクロトロン振動が相互作用により同等に冷却される。
請求項(抜粋):
荷電粒子の平衡軌道およびそのまわりの安定軌道を形成する磁石系装置と、前記荷電粒子を加速するための高周波加速電場を励振させるための空胴と、前記荷電粒子を閉じ込める真空容器を備える粒子加速器において、シンクロトロン振動またはベ-タトロン振動のどちらかを非保存力で減衰する手段と、平衡軌道に対して横方向のベ-タトロン振動の加速器一周あたりの振動数であるベ-タトロンチュ-ンをシンクロベ-タトロン和共鳴あるいはその近傍に設定する手段とを設け、一方の振動の減衰作用をもう他方の振動に波及させて両方の振動を減衰させ、前記荷電粒子が形成する荷電粒子ビ-ムのエネルギの広がりとビ-ムサイズをともに小さくすることを特徴とする粒子加速器。

前のページに戻る