特許
J-GLOBAL ID:200903030788259028

ガスタービンエンジン用ロータ組立体の隣接するブレード間の隙間を密封する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-345024
公開番号(公開出願番号):特開平8-232601
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 タービンエンジンロータ組立体の隣接するロータブレード間を密封するに加え、ブレードプラットホームに熱応力が発生するのを軽減すると共にエンジンの効率をそれほど減少させるものではない装置を提供すること。【解決手段】 ロータ組立体の隣接するブレード10のプラットホーム44間の隙間を密封する装置は、薄い板状体14、及びプラットホーム44のブレード根元48側を通過する二次流れを板状体14と一対の隣接するプラットホーム44のブレード根元側表面19との間に案内してその後前記隙間に導き、これにより二次流れがプラットホームから熱エネルギを奪って運ぶようにする手段とを包含する。この手段は、薄い板状体14(又はプラットホーム44のブレード根元側表面19)に形成された複数の溝17から成る。
請求項(抜粋):
ディスクの外周まわりに取付けられた複数のブレードを包含し、各ブレードがエアフォイル、根元及びこれら根元とエアフォイルとの間の移行部で横方向外向きに延びるプラットホームを有し、隣接するプラットホーム間には隙間が形成され、かつこれらのプラットホームが集合してプラットホームのブレードエアフォイル側を通過する一次流体流れとプラットホームのブレード根元側を通過する二次流体流れとのための流路を形成するガスタービンエンジン用ロータ組立体の隣接するブレード間の隙間を密封する装置において、長さと幅とを有する薄い板状体、及び二次流れをこの薄い板状体と一対の隣接するプラットホームのブレード根元側表面との間に案内してその後前記隙間に導く手段、を包含し、前記薄い板状体と前記プラットホームのブレード根元側表面との間を進む前記二次流れがプラットホームから熱エネルギを奪って運ぶことを特徴とする隙間密封装置。
IPC (3件):
F01D 5/22 ,  F01D 5/30 ,  F01D 11/00
FI (3件):
F01D 5/22 ,  F01D 5/30 ,  F01D 11/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-085203

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