特許
J-GLOBAL ID:200903030788804964

伝送システム及び伝送システムに使用される受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沢田 雅男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059556
公開番号(公開出願番号):特開平5-083206
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 簡素な方法で誤りをマスクすることが可能なデジタル伝送システム及び受信機を提供する。【構成】 ビット割当情報、スケールファクタ情報及びサンプルを含むフレームを包含する第2デジタル信号に収容されたサブバンド符号化された信号を送信する送信機を具備し、第2デジタル信号に付加的な符号化がなされ、受信機は誤りマスク手段を有し、誤りを訂正することができない場合に受信情報に処理を施すことができる。この誤りマスク手段は、誤り訂正手段によるサンプルSを誤りがあるとの誤りフラグに応答して零化し、フレーム中のスケールファクタSFに誤りがあるとの誤りフラグに応答して先行フレームの対応するスケールファクタを繰り返し、ビット割当情報nに誤りがあるとの誤りフラグに応答して先行フレームを繰り返し、後続のフレームのビット割当情報にも誤りフラグが発生したら全サンプルを零化する。
請求項(抜粋):
特定のサンプリング周波数FS でサンプリングされたデジタルオーディオ信号等の広帯域デジタル信号を伝送媒体を介して送信及び受信する送信機及び受信機を有するようなデジタル伝送システムであって、前記送信機は前記広帯域デジタル信号を入力する入力端子を有し、当該入力端子は前記広帯域デジタル信号に応答してサンプリング周波数の低下を伴いながら複数個(M個)のサブバンド信号を発生する信号分割手段を具備する第1符号化手段の入力端子に結合され、前記信号分割手段は前記広帯域デジタル信号を周波数に応じて増加するような帯域番号mを持つ連続したサブバンドに分割し、上記mに関しては1≦m≦Mが成り立ち、前記第1符号化手段は前記各サブバンド信号のブロックに含まれるサンプルを量子化する量子化手段を更に有し、量子化されたサブバンド信号は各信号ブロックがq個のサンプルを含むような連続した信号ブロックにより形成され、前記第1符号化手段は更に一つの信号ブロック内のq個のサンプルが何個のビットにより表されるかを示すビット割当情報を発生するビット割当手段を有し、前記送信機は、前記サブバンド信号中の各信号ブロックに属するスケールファクタに関する情報を決定するスケールファクタ情報決定手段と、前記の量子化されたサブバンド信号と前記スケールファクタ情報と前記ビット割当情報とを連続したフレームにより形成される第2デジタル信号の一つのフレーム中に収容する手段と、前記第2デジタル信号を第3デジタル信号に変換して該第3デジタル信号の誤り訂正が前記受信機において可能となるようにする第2符号化手段と、前記第3デジタル信号を前記伝送媒体に供給する手段とを有する一方、前記受信機が、前記伝送媒体から前記第3デジタル信号を入力する入力手段と、前記第3デジタル信号を前記第2デジタル信号に変換する誤り訂正手段と、前記第2デジタル信号中の前記フレームから前記の量子化されたサブバンド信号と前記ビット割当情報と前記スケールファクタ情報とを抽出する抽出手段と、前記誤り訂正手段において前記第3デジタル信号から前記第2デジタル信号への変換が行われる際に前記第3デジタル信号中の誤りを訂正することができない場合に第1制御信号を発生する制御信号発生手段と、前記第1制御信号に応答して少なくとも前記サブバンド信号を処理する誤りマスク手段と、前記の各量子化されたサブバンド信号に応答して前記広帯域デジタル信号の複製を構築する合成フィルタ手段とを有し、この合成フィルタ手段が前記各サブバンドをサンプリング周波数の増加を伴って前記広帯域デジタル信号の信号帯域に合成するようなデジタル伝送システムにおいて、前記誤りマスク手段は前記制御信号発生手段により第1制御信号が発生されたサンプルに対して零なる振幅を割り付けるように構成されていることを特徴とするデジタル伝送システム。
IPC (2件):
H04B 14/04 ,  H04L 1/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特表平1-501435
  • 特開平3-245370
  • 特開平3-250469

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