特許
J-GLOBAL ID:200903030789813029

紙料洗浄装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中畑 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-355075
公開番号(公開出願番号):特開2001-172889
出願日: 1999年12月14日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】この発明は回転ドラム形洗浄装置における繊維分の分散効果と置換洗浄効果(脱インキと除塵効果)を飛躍的に向上させ、洗浄装置の縮小乃至合理化を達成し、加えて良質な精洗紙料を提供できるようにした。【解決手段】通気通水ドラム1の内周面に沿って周方向に延在する堰板9を軸方向に間隔的に配し、各堰板9間に複数の紙料洗浄ゾーン10を形成する。そして隣接する堰板9間に洗浄ゾーン10内の紙料液をドラム回転方向に掻き上げる掻き板12を周方向に間隔的に配し、この掻き板12を上記堰板9の内縁より突出するように配設する。紙料は上記堰板9間に形成された各洗浄ゾーン10を順次乗り越えて上記紙料出口5に至る間、各洗浄ゾーン10において通気通水ドラム1の回転に伴い上記掻き板12による紙料の周方向への掻き上げと重力による落流とを繰り返し紙料出口5に精洗紙料を得るようにした紙料洗浄装置。
請求項(抜粋):
回転可に横架された通気通水ドラムの一端に紙料入口を、他端に紙料出口を夫々設け、該通気通水ドラム内の紙料への洗浄水供給装置を設け、上記通気通水ドラムの内周面に沿って周方向に延在する堰板を軸線方向に間隔的に配し、各堰板間に該各堰板によって軸線方向に仕切られた複数の紙料洗浄ゾーンを形成すると共に、隣接する堰板間に紙料洗浄ゾーン内の紙料液をドラム回転方向に掻き上げる掻き板を周方向に間隔的に配し、上記紙料入口より投入された紙料は上記堰板間に形成された各紙料洗浄ゾーンを順次乗り超えて上記紙料出口に至ると共に、上記堰板間の各紙料洗浄ゾーンにおいて通気通水ドラムの回転に伴ない上記掻き板による紙料の周方向への掻き上げと重力による落流とを繰り返すように構成した紙料洗浄装置であって、上記各紙料洗浄ゾーンにおける上記掻き板の全部又は一部を軸線に対して傾斜して設けると共に、上記掻き板の全部又は一部を上記堰板の内縁より突出したことを特徴とする紙料洗浄装置。
IPC (3件):
D21D 5/06 ,  D21C 9/06 ,  B03B 5/00
FI (3件):
D21D 5/06 ,  D21C 9/06 ,  B03B 5/00 Z
Fターム (10件):
4D071AA06 ,  4D071AB03 ,  4D071AB07 ,  4D071AB33 ,  4D071AB43 ,  4D071AB48 ,  4L055CB02 ,  4L055CB60 ,  4L055FA07 ,  4L055FA22

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