特許
J-GLOBAL ID:200903030806587453

流体伝動装置のスリップ制限開始ショック軽減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029436
公開番号(公開出願番号):特開平5-231531
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 流体伝動装置のスリップ制限開始ショックをロックアップクラッチ結合圧の適切な時系列制御により軽減する。【構成】 スリップ制限制御装置は、スリップ制限指令手段による指令瞬時から、ロックアップクラッチ結合開始検知手段が結合開始を検出する迄の間、ロックアップクラッチ結合圧を漸増させ、その後計時手段が設定時間の経過を計測するまでの間フィードバック制御遅延手段はロックアップクラッチ結合圧を上記結合開始時の値近辺に保ち、その後スリップ制限制御装置がロックアップクラッチ結合圧を目標スリップ量が達成されるようフィードバック制御する。よって、ロックアップクラッチの結合開始直後にロックアップクラッチ結合圧が上昇し続けることはなくなり、ロックアップクラッチ特有の結合力変化特性で当該直後に大きなショックが発生するのを防止し得る。
請求項(抜粋):
入力要素によりかき回された内部作動流体で該入力要素から出力要素への動力伝達を行い、ロックアップクラッチの適宜結合により前記入出力要素間のスリップを制限可能な流体伝動装置に用いられ、このスリップ制限をスリップ制限指令手段が指令してから、前記ロックアップクラッチの結合開始をロックアップクラッチ結合開始検知手段が検出する迄の間、ロックアップクラッチ結合圧を漸増させ、その後ロックアップクラッチ結合圧を目標スリップ量と実スリップ量との偏差に応じてフィードバック制御するようにした流体伝動装置のスリップ制限制御装置において、前記ロックアップクラッチ結合開始検知手段によりロックアップクラッチの結合開始が検知された後の経過時間を計測する計時手段と、この経過時間が設定時間になる迄の間、前記フィードバック制御を禁止してロックアップクラッチ結合圧をロックアップクラッチ結合開始時の値近辺に保つフィードバック制御遅延手段とを具備してなることを特徴とする流体伝動装置のスリップ制限開始ショック軽減装置。
IPC (2件):
F16H 61/14 ,  F16H 59:46
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-120479

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