特許
J-GLOBAL ID:200903030809332987

核酸ミクロアレイを用いる遺伝子発現およびゲノム異常の同時測定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-025187
公開番号(公開出願番号):特開2000-232883
出願日: 2000年02月02日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 核酸ミクロアレイを用いる遺伝子発現およびゲノム異常の同時測定を提供すること。【解決手段】 本発明は、組織試料中の遺伝子発現および染色体異常両方の同時検出のための、固体支持体に結合した核酸標的要素のアレイを用いる多色比較用ハイブリダイゼーション検定法を含む。本発明の方法は、第一蛍光色で標識された組織mRNAまたはcDNA試料、第二蛍光色で標識された組織染色体DNA試料、および第三蛍光色で標識された少なくとも一つの対照核酸のアレイへの比較用ハイブリダイゼーションを用いる。少なくとも二つの標的要素それぞれでの蛍光色存在および強度を検出し、そして(i)第一および第三色の、および(ii)第二および第三色の蛍光比を測定する。このようにして、遺伝子発現および染色体異常を同時に検出する。
請求項(抜粋):
組織試料中の遺伝子発現および染色体異常の同時検出方法であって、(a)固体支持体に結合した核酸標的要素のアレイを提供し、ここにおいて、該核酸標的要素は、組織試料の遺伝子発現および染色体配列を示す核酸に予め選択されたハイブリダイゼーション条件下で実質的に相補的なポリヌクレオチド配列を含み;(b)少なくとも3種類の標識された核酸集団、(i)第一マーカーで標識され且つ組織試料に由来するmRNAまたはcDNA集団、(ii)第二マーカーで標識され且つ組織試料に由来する染色体DNA集団、および(iii)第三マーカーで標識された少なくとも一つの対照核酸集団を提供し;(c)該アレイと該標識された核酸集団とをハイブリダイゼーション条件下で接触させ;そして(d)少なくとも2種類の標的要素への第一、第二および第三マーカーそれぞれの存在および強度を検出することを含む上記方法。
IPC (5件):
C12N 15/09 ,  C12M 1/00 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 21/78 ,  G01N 33/50
FI (5件):
C12N 15/00 A ,  C12M 1/00 A ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 21/78 C ,  G01N 33/50 P
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • Hum. Mol. Genet., vol. 6, pages 337-347 (1997)
  • Proc. Natl. Acad. Sci. USA, vol. 93, pages 10614-10619 (1996)
審査官引用 (2件)
  • Hum. Mol. Genet., vol. 6, pages 337-347 (1997)
  • Proc. Natl. Acad. Sci. USA, vol. 93, pages 10614-10619 (1996)

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