特許
J-GLOBAL ID:200903030816067709

金属鉄の製造方法及び製造設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-257118
公開番号(公開出願番号):特開平10-102118
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 たとえ鉄成分含有量の低い鉄鉱石等からでも、耐火物の溶損等を生じることなく高純度の金属鉄を効率よく得ることのできる技術を発明し、先に特許出願を済ませた(特願平8-59801 号)。本発明は上記先願発明の基本的な技術思想を活用し、これを工業的規模で効率よく実施することのできる製造方法および設備を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明の設備は、炭素質還元剤が存在する原料酸化鉄の成形体4から金属鉄を製造する。上記成形体4を水平方向に移送させる移送部材(炉床46等)と加熱還元機構(還元用バーナー48)を備えた加熱還元装置23と、該加熱還元装置23から排出された成形体4を加熱溶融する加熱溶融機構(溶融用バーナー61)を備えた溶融装置12と、溶融スラグ53と溶融鉄54に分離する分離装置13とを備えてなることを要旨とする。
請求項(抜粋):
炭素質還元剤が存在する酸化鉄の粒状または塊状成形体を加熱還元して金属鉄を製造するに当たり、上記成形体を水平方向に移送させながら加熱還元することにより、金属鉄外皮を生成且つ成長させて内部に酸化鉄が実質的に存在しなくなるまで還元を進めると共に内部に生成スラグの凝集物を形成させ、上記移送終端部より排出させた後、更に加熱してこれを溶融し、次いで溶融スラグと溶融鉄に分離することを特徴とする金属鉄の製造方法。
IPC (2件):
C21B 13/00 ,  C22B 5/10
FI (2件):
C21B 13/00 ,  C22B 5/10
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特公昭45-019569
  • 特公昭44-003704
  • 特開昭56-009334
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