特許
J-GLOBAL ID:200903030820541318

消火栓

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-319391
公開番号(公開出願番号):特開2001-140291
出願日: 1999年11月10日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 消火作業などの終了後に弁体を弁閉したならば、弁箱上室内の残存水を自動的に排水することにより、つぎの緊急時において確実な通水を得る。【解決手段】 弁箱上室3の内部と該弁箱上室3の外部とを連通させる水抜き通路14を設け、この水抜き通路14の内端部に水抜き弁16を開閉自在に設ける。緊急時におけるボール弁4の弁開時には、弁箱上室3の内部を流れる消火用水の水圧で、水抜き弁16のボール弁16Bをスプリング17の付勢に抗して弁閉させて水抜き通路14を閉塞し、消火作業終了後におけるボール弁4の弁閉時には、スプリング17の付勢によるボール弁16Bの弁開で水抜き通路14を開放し、弁箱上室3内の残存水を水抜き通路14から消火栓の外部へ自動的に排水する。
請求項(抜粋):
給水本管に連通して取付けられる弁箱と、この弁箱の上部に連通して設けられた弁箱上室とを備え、前記弁箱に収容された弁体が該弁体に連結された弁体開閉機構の開閉作動によって開閉され、その弁開時に前記弁箱と弁箱上室が連通して、前記給水本管内の水が前記弁箱上室に供給され、前記弁体の弁閉時に前記弁箱と弁箱上室の連通が遮断されるように構成されているとともに、弁箱上室の内部と弁箱上室の外部とを互いに連通させる水抜き通路が設けられている消火栓において、前記水抜き通路には、前記弁体の弁閉時に弾性部材の付勢により開いて水抜き通路を開放し、かつ前記弁体の弁開時に弁箱上室の内部に供給された前記弾性部材の付勢に抗する水の水圧により閉じて水抜き通路を閉塞する水抜き弁が設けられていることを特徴とする消火栓。
IPC (2件):
E03B 9/02 ,  E03B 7/10
FI (2件):
E03B 9/02 C ,  E03B 7/10 B

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