特許
J-GLOBAL ID:200903030826676215
画像データの補間演算方法およびその方法を使用した装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-233814
公開番号(公開出願番号):特開2000-069279
出願日: 1998年08月20日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 鮮鋭度調整可能の補間演算処理を用いて、補間演算関数を高次化することなくリンギングの発生を防止し、より平滑度の高い補間画像を表す二次画像データを取得する。【解決手段】 (i) 原画像の鮮鋭度よりも低くかつ所望の鮮鋭度よりも高い鮮鋭度であって、リンギングが生じない程度の鮮鋭度に応じた鮮鋭度係数α′(≧0)を求めるとともに、(ii)補間係数算出手段30に対して、求められた鮮鋭度係数α′と補間係数記憶手段40に記憶された補間係数CijおよびBijとに基づいて新たな補間係数Aij′を求めせしめ、(iii) 補間演算手段60に対して、この補間係数Aij′に基づく補間演算処理を一次画像データYijに施せしめ、(i) から(iii) の演算処理操作を2回に亘って段階的に繰り返す多段処理手段50を備える。
請求項(抜粋):
原画像を表す一次画像データYijに基づいて所望の拡大縮小率に応じた第1の補間画像を表す二次画像データを得るための下記式(1)で表される第1の補間関数fの補間係数Cijと、前記一次画像データYijに基づいて前記拡大縮小率に応じた、前記第1の補間画像よりも鮮鋭度の低い第2の補間画像を表す二次画像データを得るための下記式(2)で表される第2の補間関数gの補間係数Bijとを、式(3)により線形結合して得られた新たな補間係数Aijにより規定される、下記式(4)で表される鮮鋭度調整可能の補間関数hにしたがった補間演算を前記一次画像データに施して、所望とする鮮鋭度の補間画像を表す二次画像データを取得する画像データの補間演算方法において、f=ΣCij・Yij (1)g=ΣBij・Yij (2)Aij=αCij+(1-α)Bij (3)h=ΣAij・Yij (4)(ただし、 i=1,2,...、 j=1,2,...、αは鮮鋭度を規定する係数)前記所望の鮮鋭度が前記原画像の鮮鋭度よりも所定の度合い以上に低いときは、前記一次画像データに対して、該原画像の鮮鋭度よりも低くかつ該所望の鮮鋭度よりも高い鮮鋭度に応じた前記補間関数hによる補間演算処理を2回以上段階的に施して、前記所望の鮮鋭度の補間画像を表す二次画像データを取得することを特徴とする画像データの補間演算方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H04N 1/393
, G06F 15/66 355 C
Fターム (21件):
5B057AA07
, 5B057AA09
, 5B057BA06
, 5B057CA13
, 5B057CB12
, 5B057CD05
, 5B057CD10
, 5B057CE03
, 5B057CE05
, 5B057CH09
, 5B057CH11
, 5B057DB03
, 5B057DC16
, 5C076AA21
, 5C076AA22
, 5C076BA06
, 5C076BB04
, 5C076BB15
, 5C076BB42
, 5C076CA12
, 5C076CB01
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