特許
J-GLOBAL ID:200903030835205454

内燃機関のノッキング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-288461
公開番号(公開出願番号):特開平7-139456
出願日: 1993年11月17日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】ノッキングの頻度に応じて点火時期制御を的確に行い、もってノッキングの抑制と、機関出力の向上との両立を可能とする。【構成】エンジン1にはディストリビュータ11で分配された点火電圧が印加される点火プラグ10が装着されている。点火タイミングは電子制御装置(ECU)31により駆動されるイグナイタ12からの高電圧出力タイミングによる。エンジン1にはノッキングの発生を検出するためのノックセンサ27が取付けられている。ノッキングが発生した場合、ECU31は、点火時期を遅角側へと制御する。最近のノッキング頻度が多い場合遅角量を大きくし、少ない場合遅角量を小さくする。また、ノッキングがない場合、点火時期を進角側へある速度でもって制御する。ノッキング頻度が多い場合進角速度を小さくし、少ない場合進角速度を大きくする。ノッキング頻度が多い場合には遅角側を中心に、少ない場合には進角側を中心に点火時期が制御される。
請求項(抜粋):
内燃機関に配設された点火プラグを含む点火手段と、前記内燃機関のノッキングの発生を検出するノック検出手段と、前記ノック検出手段の検出結果に基づき、ノッキングの発生が検出されたときには前記点火手段を制御して点火時期を遅角側へ制御し、ノッキングの発生が検出されないときには前記点火手段を制御して点火時期を徐々に進角側へ制御する点火時期制御手段とを備えた内燃機関のノッキング制御装置において、前記ノック検出手段の検出結果に基づき、最近のノック頻度を算出するノック頻度算出手段と、前記ノック頻度算出手段にて算出されたノック頻度が多い場合には、前記点火時期制御手段によるノッキング発生時の遅角量を大きく、前記点火時期制御手段によるノッキング非発生時の進角速度を小さくし、前記ノック頻度算出手段にて算出されたノック頻度が少ない場合には、前記点火時期制御手段によるノッキング発生時の遅角量を小さく、前記点火時期制御手段によるノッキング非発生時の進角速度を大きくする点火時期調整制御手段とを設けたことを特徴とする内燃機関のノッキング制御装置。
IPC (2件):
F02P 5/152 ,  F02P 5/153

前のページに戻る