特許
J-GLOBAL ID:200903030840604847

ロックアップクラッチの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231193
公開番号(公開出願番号):特開平9-079370
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 トルクコンバータのロックアップクラッチを係合させる際に、ショックの発生を防止しながら応答性を向上させる。【解決手段】 ロックアップクラッチの係合開始に先立って、車速等に応じて設定された初期係合圧YMINを所定時間TMPSだけ出力することにより、クラッチピストンのフェーシング面をトルコンカバーの内面に当接する寸前の位置、或いは極僅かに当接する位置までに予め移動させておく。ロックアップクラッチの係合が開始されると係合圧を漸増させ、係合圧が目標速度比に応じて設定された目標圧に近づくと、トルクコンバータの実速度比を目標速度比に収束させるべく係合圧のフィードバック制御に移行する。
請求項(抜粋):
自動変速機(M)のトルクコンバータ(3)の実速度比(e)が所定の目標速度比(em)となるようにロックアップクラッチ(8)の係合圧を制御する制御領域を有するロックアップクラッチの制御装置において、ロックアップクラッチ(8)のクラッチピストン(10)を係合開始位置までストロークさせて該係合開始位置に保持するために必要な初期係合圧(YMIN)を、自動変速機(M)の所定の回転部材(2)の回転数(Nm)に基づいて算出する初期係合圧算出手段(M5)と、車両の運転状態を判定する運転状態判定手段(M3)と、運転状態判定手段(M3)が前記制御領域外から前記制御領域内への運転状態の移行を判定したときに、前記初期係合圧算出手段(M5)で算出した初期係合圧(YMIN)を所定時間(TMPS)出力した後、トルクコンバータ(3)の実速度比(e)が前記所定の目標速度比(em)となるようにロックアップクラッチ(8)の係合圧を制御する係合圧制御手段(M4)と、を備えたことを特徴とするロックアップクラッチの制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 59:40

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