特許
J-GLOBAL ID:200903030846426312
動圧軸受を使用したディスク駆動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-140243
公開番号(公開出願番号):特開平8-335365
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 磁気ディスク駆動装置において、動圧軸受の信頼性を決定するオイルの流失や飛散といった課題を解決し、高速回転域での優れた信頼性と薄型化を低コストで実現することを目的とする。【構成】 ヘリングボーン溝を有する第1および第2の円筒部10,11を有するスリーブ部3はシャフト2に回転可能に挿入され、スリーブ部3にはロータハブ部5が固定されている。また第2のシャフト2の中央部付近にスラスト板7が設置され、スリーブ部とスラスト補助板により挟まれる構造になっておりラジアル軸受を構成しスラスト方向を支承している。このようなディスク装置において、スラスト補助板とそれに接するワッシャの部分のどちらか一方にスパイラル溝17を設けることにより、スリーブ下部からのオイルの流出が低減しオイルの保持性が高まり軸受の信頼性が高まる。
請求項(抜粋):
ハウジング本体と、2部品で構成されたシャフトと、前記ハウジング本体に対して相対的に回転自在であるロータ部と、前記ロータ部に固定されたスリーブ部を備え、前記シャフトの2部品の間にスラスト板が固定され、前記スラスト板面と可動側部材で構成させてなる動圧スラスト軸受と、前記シャフトと前記スリーブ部とからなり、いずれか一方にヘリングボーン溝を有するラジアル軸受とを有し、前記スラスト板をスリーブ部とスラスト補助板で覆い固定した構造をもつ、オイル潤滑動圧軸受を使用したディスク駆動装置において、スラスト補助板内周面とそれに接するシャフトのいずれか一方に一定角度をもつ複数のスパイラル溝を有する動圧軸受を使用したディスク駆動装置。
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